ワーホリにとって仕事探しは命綱のようなもの。仕事をまず見つけなければ現地の生活はいつまで経っても安定しません。
ニュージーランドのワーホリに行く前に色々とネットで調べた時に、まぁ〜書いてましたね、仕事探しが難しいって。
では実際ニュージーランドで生活してみて、どうだったのか?
ニュージーランドでの仕事探しは困難って本当?
はっきり言いますが、ニュージーランドでの仕事探しは簡単ではありません。
少なくともオーストラリアの様にすんなりとはいきません!
でも現地にまだ行ってない段階だったらピンと来ないのも事実ですよね。人間、どっかで「なんとかなるでしょ」っていう根拠のない自信がありますから。
でもならないものはならない。
ワーホリの場合、なんとかなるのは友だちがいるか、お金があればの話です。
タイはニュージーランドにいた時に、アイルランド行きを計画していました。その時、そこで運良くアイルランドにワーホリして、現在ニュージーランドで就職しているMさんと知り合うきっかけがありました。
その人に会うたびにアイルランドのことを色々聞いていて、彼女に仕事についても聞きましたが、彼女から返ってきた言葉は「わたし的にはニュージーランドでの職探しの方が難しかったよ」でした。
いやいや、ニュージーランドとアイルランドの日本食レストランの数も違うし、ニュージーランドにいる日本人率考えたらアイルランドの方が簡単だったとか嘘やん!
なんて思ってましたが、アイルランドにいて彼女の言っていた意味がよ〜く分かります。
ニュージーランドでの職探しが1番難しかった!
オークランドには3ヶ月滞在しましたが、ちゃんとした仕事が見つからず、移動してキウイの仕事をゲットしました。
でもそれも日本人の知り合いの人が紹介してくれたおかげで見つかったのと、その人の知り合いだったから、オーナーから特別扱いされて仕事をもらったので、やっぱりコネ無しでは実現しなかったでしょうね・・・
ニュージーランドにはワーホリに不利な規則があった!?
ただ「ニュージーランドは人間より羊の数の方が多いからね〜」なんて冗談言ってるわけじゃなく、そこにはちゃんとした根拠があります。
それは私たちワーホリ側からしたら大迷惑!な規則があるから!
- ニュージーランドでワーホリする場合、同じ所で働ける最長期間は6ヶ月
- 雇う側はニュージーランド人(ニュージーランドパスポート保持者)を優先して雇わなければならない
主にこの2点が関係しているらしく、ワーホリビザでも同じ会社で6ヶ月しか働けないらしいです。(イリーガルな会社だと関係ないですけど)
そして会社の何パーセントか知りませんが、ニュージーランド人(ニュージーランドパスポート保持者)じゃなきゃいけないらしいです。
例えば、ニュージーランド人(ニュージーランドパスポート保持者)とアジアから来たワーホリの人が同時に応募して来たら、会社はニュージーランド人(ニュージーランドパスポート保持者)を優先して選ばなきゃいけない。
これは差別とかではなくて、自分の国(ニュージーランド)の人々の失業を防ぐためになってるし政府の対策。もし日本だったら、移民に仕事が流れて日本人の失業率が上がったらたまったもんじゃないですしね。
けど、ワーホリの立場からしたら仕事が限られてくるため大迷惑!
でも会社側の本音としては、ニュージーランド人(ニュージーランドパスポート保持者)のがいつもベターとは限らないじゃないですか。
だから募集したけど、ニュージーランド人(ニュージーランドパスポート保持者)からの応募が集まらなかったから、それ以外の人を雇いましたって程にするために募集はしているけど雇う気はないって話も聞きました。
アイルランドの話を聞いたMさんからも、毎年ワークビザが厳しくなっていて、昔だったら1度ワークビザが下りたら3年はもらえたのに、最近は1年とかでまた更新届け出さなきゃいけなくなったとか。
会社側は「何故その人を雇う必要があるのか、何故ニュージーランド人ではダメなのか」を提出しなければならないそうです。
ちなみにその会社は日本のレストランやアジア系レストランに、食材を卸してる会社で「パッケージが日本語だから日本語読めるスタッフが必須」って理由で毎年出してるらしいんですけど、遂に「英語のシールを上から貼れば日本人じゃなくても読める」とか突っ込まれたらしいです。
簡単に言うけど、それにもコストがかかる!
とにかくニュージーランドはオーストラリアとは違って国の規模がそこまで大きくないから、そういう所はきっちりしているみたいです。
Mさん曰く、昔は簡単にワークビザが取れたらしいですが、今はIELTS?かなんか受けなきゃビザ取れないらしいです。
ニュージーランドの職探しサイトはアテになる?
主にニュージーランドの職探しに使われているのがこのサイトたち⇩
・Trade Me
ニュージーランド人もよく使うと言われているWebサイト。オーストラリアで言うGumtree?
物の売り買いや、シェアハウス探しもここで出来る。
・NZdaisuki
ニュージーランドにいる日本人向けのWebサイト。 英語が苦手な人や、ジャパレスで働きたい人はここをチェック。(今現在何故かアクセス出来なかったので、閉鎖されたのかも?)
・Seek
こちらも仕事探してると言えば、よく言われるWebサイト。でもネイティブ向けの仕事が多い印象で、タイ的にはあまりアテにしてなかったです。
この3つが主に有名どころですけど、タイの独断と偏見で言わせてもらうと、街に出向いて貼り紙探したほうが早かったり。
結構返事来なかったりするので、メール送ったりして待ってる時間が勿体無いと思います。
それか1番てっとり早いのはやっぱりコネ。
何回も言っていますが、ニュージーランドはオーストラリアなんかと比べ物にならないくらいコネ社会です。
タイも大学時代の先輩の友だちがたまたまニュージーランドに移住してて、紹介してもらえたから良かったものの、あれがなかったらと思うと・・・タイのニュージーランド ワーホリは終わっていたでしょうね・・・。
ニュージーランドでの仕事探しまとめ
- ニュージーランドワーホリの仕事探しは噂通り難しい
- でも結局は運なので人による
- Webサイトより、直接言って当たって砕けろ
とにかく仕事を探してる時は周りに言いまくる事も大事!誰もがコネや知り合いがいるわけじゃないので、自分で切り開いて行くしかない・・・ワーホリの醍醐味であって、厳しさでもあります。
タイももちろんニュージーランドに渡って、誰1人知り合いがいなかったので、NZdaisukiで見つけた仕事で食いつないでました。
たまたま「調子どう?」って連絡をくれた大学時代の先輩に、全然仕事が見つからない状況を話したら「俺の友だちニュージーランドに住んでるから助けてもらいな」って連絡先を教えてもらい、お世話になりました。
それがなかったらキウイフルーツの仕事もなかったと思うと、本当にコネって大事だなぁと思います。
英語に自信がある人は特に問題がないと思いますが、当時のタイのように英語力に自信がない人にとって、ニュージーランドでの仕事探しはかなり厳しいものになると言うことを予想しておいて下さい。
コメント