ワーホリを始めて感じたことは、思っていた以上に事前準備が重要だったってこと。
留学とは違い、行ってから仕事や家を見つけたりするワーホリは事前に出来る事なんてない!と思っていましたが、それは間違いでした。
ワーホリが始まってしまった今だからこそ言える、ワーホリは始まる前が肝心だと言うことを前もって知ったタイの体験談を踏まえて、話を進めていきたいと思います。
ワーキングホリデーに行きたくなったらどうやって実行するの?
ワーホリに行くと決めたら、自力でワーキングホリデービザをとるか、エージェントに頼むかの2択になります。
旅行で例えるなら、飛行機やら宿やら手配するのを旅行会社に頼むのか、自分で調べてネットで予約するのか、の違い。
もちろん自力でやる理由はコスト削減が理由で、海外初心者はほとんどの人が留学エージェントを通すのが一般的じゃないかなと思います。
語学学校選びやVISAの手配、飛行機のチケット…様々な重要物との架け橋になってくれるのが留学エージェント。
日本にいる間に行う留学エージェント選びは、海外生活のスタートダッシュで、留学あるいはワーホリは出国前から始まっていたと言うことをタイは身をもって知ることになったのでした。
ワーホリは出国する前から始まっていた!留学エージェント選びに失敗した女!
タイが何故あの留学エージェントを選んだかは「たまたま電話がかかってきた2社のうちで、親身になって話を聞いてくれた方を選んだ」だけだと言いましたが、その通り。
もちろんそのエージェントが大丈夫なのかちゃんとネットでレビューも調べた上で決定しましたが、今となっては後悔しかありません。
運が悪かった?ホームステイはもうこりごり!
オーストラリアに来て、ホストファミリーとの生活も1か月が経った頃、散々悩みましたが、固執することに何の意味があるんだ?と疑問に思い、3ヶ月だった契約を1ヶ月で終わりにしようと決めました。
留学エージェントを通してホームステイが成り立っているため、ホームステイを辞める際に担当者の方にメールを送りました。
あの資料請求後の電話の時から担当者は同じOさん。渡豪後もたまにメールでやりとりがあったけど、実際は来てしまえばそんなに連絡はとっていなかったので久しぶりのメール。
ホストファミリーのことを色々伝え、ホームステイを辞めてシェアハウスに移る旨を伝えると、考え直して欲しいとの返事が。
「まだ始まったばっかりなのに諦めるには早すぎる」と言われ、文面は明らかに冷たく、でも向こうも仕事なので必死に説得してきました。
そして長文説得メールの最後に書かれていたのは、「もしタイさんが途中で出るとなると、うちのエージェントの信用がなくなって、今後の他の生徒さんのホームステイ先が難しくなる可能性が出てくるので頑張ってほしい」の一言。
んなこと知るか!!
大体、学校までの距離40分て書いてあったのに、バスだけで40分かかるしバス代半端じゃないし。帰りは山道20分歩くなんて聞いてなかったし、しかも街灯なしで5時のバスで帰らなきゃ真っ暗で怖くて歩けないって・・・なんかあったらどうしてくれんだよって話。
そんで今後の生徒の為にあと2ヶ月高い金払い続けて、夜道を毎日歩いて、英語も伸びるどころかバカにされたトラウマで話すことも出来ず、返ってこないパンツを待つ日々を過ごせと?
タイの中で今まで溜まりに溜まっていた不満が一気に脳内に溢れましたが、グッとこらえ、タイの意思は固いことだけを伝え、メールの返事を待ちました。
しかしその後は何日経っても一向に担当者Oさんからの返事はなし。
まぁ都合が悪いからだろうと気にせず、こっちはこっちで学校に伝えたりしてホームステイ先を出る準備を進めていきました。
友だちのおかげで、学校側とも上手く話し合いができ、シェアハウスも決まり、あとはホストファミリーにこの旨を伝えなければいけないという最大の難関のみが残されていましたけどね。
買った携帯が使えない!?契約後会社が倒産!?
タイが初めてワーホリへ行った当時(2014年)、まだ日本の携帯事情にsimフリーなんてものはなく、みんなが当たり前に日本の携帯と海外専用の携帯の二台持ちをしている時代でした。
え?なんか鼻で笑いました?今?
今じゃ考えられないですよね。
今みたいに、現地着いてsimカードだけ入れ替えて、みたいなのじゃなく、当時の選択肢は日本で海外の携帯を準備して行くor現地に着いてから携帯を契約しに行くの2択。
当時留学エージェントから言われた一言は、
「タイさん、留学経験ないし、不安でしょう?日本で契約して行った方が現地に着いてから携帯の心配しなくていいし、楽ですよ。それに、現地着いて、一人で携帯契約しに行く自信あります?
もちろんこの一言で英語が全く話せないタイは自信もなく、即購入を決めました。
しかし担当者Oさんによるとガラケーの携帯本体の値段が2万もするという・・・!
日本語不対応、正真正銘のガラケーに2万円ですよ。
高いなーと思いつつも、必要経費だからしょうがない。と思うことにしましたが、携帯契約を決めた数日後、仕事中に担当者の方から電話がありました。
タイさんの行く地域は田舎なんで、ここの携帯会社の電波が飛んでないんですよ。なので、プランを少し変更してもらわないといけないんです。月3000円くらいなんですけど、タイさんの場合、4000円になります。大丈夫ですか?
本体買っちゃったし、今更引き返せない・・・
本体2万で購入後、月1000円と言えど、行く地域が違うだけでみんなより1000円多く払うって意味わかんないですよね。
そして絶対にOさんはこの事を最初から分かってたと思います。
しかしタイの不満はさておき、1つでも心配事がなくなったから結果オーライ。
・・・なんてことはさらさらなく、ここからが本番でした。
渡豪して、2か月くらい経った頃、携帯の使い方にも少し慣れた頃でした。ショッピングセンターにいたタイに一本の電話が。
実はタイさんが契約されていた会社が昨日を持ちまして倒産しまして。この度、弊社が買収させていただくことになったんです。
・・・倒産?
回線が変わりますので、タイさんがこのまま契約ご希望であれば、今月分の料金を弊社にもう一度お支払いいただきたいのです。もし今回の件で、契約終了をご希望であれば構いませんが、いずれにせよ、今現在お使いいただいていますので、今月分は支払っていただくことになります。
Whattttttttttt???
要するに、元々契約していた携帯会社Aが倒産し、携帯会社Bが買収。今月分の料金はもう払ってあったが、それは会社Aに支払ったことになっているので、会社Bに支払わなければならない。だってもうこの回線は会社Bのものだから。という事。
あんなガラケー本体に月2万も払った挙句、2か月弱で会社が倒産。そして、今月分、2回払えと?
最初は詐欺かと疑いましたが、どうやら本当だったようで、日本の実家の方にも携帯会社から倒産の連絡があったらしく、両親から心配のメールが入っていました。
慌てて留学エージェントにメールをしましたが、又しても返事がないまま・・・
担当者Oさんとの最終決戦!のはずが・・・
ホームステイの一件から返事が来なくなっていた担当者Oさん。
そして引き続き、携帯会社倒産。その事実を確かめる為に気まづいながらも聞くしかないので、担当者のOさんにもう一度メールを送ったタイ。
しかし、一向に返事はありません。
でも携帯会社からの連絡が実家に直接来た際、当然タイの両親が電話対応してくれたんですけど、その時に両親が留学エージェントにどうなってるのかを聞いてくれたんですね。
すると留学エージェントから聞かされた驚きの情報。
Oは退職しましたので詳しいことは分かりません
担当者Oさん、辞めてたっていうオチでした・・・!
こんなことあります?
辞めてたから返事なかったのか、と納得でしたけども、タイにとってBadタイミングすぎて呆気にとられました。
辞めるのは仕方がない事だけれど、引き継ぎなしで辞められたため、他の担当者に変わるわけでもなく、エージェントに高いお金を払ったにも関わらず、この対応。
まだ契約期間内でもあるタイに、せめて担当者が辞めた報告くらいして欲しかったです。
タイが大失敗した留学エージェントはどこ?
たくさんの留学エージェントがある中で、一体タイはどこの留学エージェントを選んだのか?
名前を載せちゃうとアレなのでちょっと伏せますが、Wから始まる名前のエージェントです。
タイの語学学校の子たちも同じエージェントで、みんな「対応が良くない!」と言ってたんで、失敗したと思ってるのはタイだけじゃなかったはず。
そんな最悪エージェントにタイが払った金額はまた別の記事にて話したいと思います。
まとめ
- ワーホリのスタートダッシュであるエージェント選びは大切
- ホームステイの件と携帯電話の件で大問題
- 担当者に連絡を取ると返事がなく、辞めていたことが発覚
- その留学エージェントはWから始まる名前
「ネットには本当に知りたいことは載ってないって」と過保護のカホコ(懐かしい)が言ってたけど、本当にその通り。
だからこそ、こういうマイナス面を発信するブログがあってもいいんじゃないか、と思い、記事にしてみました。
備えあれば憂いなしって言葉があるように、情報があれば、対応策や予防線を張れる。特に外国っていう自分の知識からかけ離れていて、現実では起こらないようなことも起きる。
この記事たちが誰かの知識となって、備えとなるよう願ってます。
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