タイが今のロックダウンの状況でどうやって平常心を保てているかというと、一番の心の支えは友だち・ブログ。そして後はタイの1番大きな趣味でもある漫画!
1番好きな漫画はもちろんワンピース(1巻の頃からずっと買ってるよ)ですが、次はシャーマンキング!当時単行本でも持っていましたが、途中で買うのをやめてしまってからもう10年以上。
そして2年前くらいにシャーマンキングがまた読みたくなり、楽天Koboで一気に大人買い!完全版の35巻まで全部iPadにダウンロード。
最近もう1度読み直してマンキン熱が再熱したので、シャーマンキングについて熱く語っていきたいと思います。
3度の飯より漫画が好き!海外生活でも漫画が読める時代に感謝。
以前にも記事にしましたが、漫画が大好きなタイは海外生活で1番恋しかった日本の文化は漫画!というほど。
大好きな漫画を読むためにiPadを買って、好きな漫画を楽天Koboで購入しながら日本にいなくても漫画を読めているわけです。本当に文明に感謝!
今ではアニメもNetflixで見られるし、漫画も読めるし、ほんといい時代に生まれたもんだ。
シャーマンキングについて。まずはあらすじ紹介
高校生の小山田まん太は不思議な雰囲気を持つ少年・麻倉葉と出会う。そしてある事件がきっかけで、彼は何と霊を交信の出来る者・シャーマンだということが分かり、そこで見た現実離れした世界に最初は戸惑いながらも、彼の独特でユルい雰囲気に惹かれ友情を築いていく2人。
そしてシャーマンの世界で500年に1度開かれるシャーマンの王を決める戦い・シャーマンファイトが東京で開催される事になり、パートナーである持ち霊を連れ繰り広げられるバトルの日々が幕を開ける。
世界中から様々な強敵が集うこの戦いで、見事頂点に立つ者は一体誰なのか?そしてシャーマンキングを目指す各々の目的は一体なんなのか?
シャーマンキングは1998年7月〜週間少年ジャンプで連載がスタートした漫画で、作者は武井宏之先生。実は2004年に打ち切りになり、伝説の最終回(未完状態)を迎えたという何かと世間をざわつかせてきた漫画だよ。
シャーマンキングの基本的な登場人物紹介!
シャーマンキングは全35巻あり、登場人物もシャーマンファイトが開催されてからというもの一気に増加。でも主力となるメンバーはこの10人!
シャーマンキングのメインキャラ一覧 | ||
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名前 | 持ち霊 | 人物 |
麻倉葉 | 阿弥陀丸 | 基本的にいつでもユルい、この物語の主人公。 |
小山田まん太 | X | 葉が初めて出来た人間の友だち。 |
恐山アンナ | 前鬼と後鬼 | 葉の許嫁。強い。 |
道 蓮 | 馬孫 | 中国出身の葉のライバル。 |
木刀の竜 | 蜥蜴郎 | 葉に助けられ、葉を慕うようになった元ヤンキー。 |
ホロホロ | コロロ | 北海道出身のシャーマンで熱血バカ。 |
ファウスト | エリザ | ドイツ出身で死体を扱うネクロマンシーでもある。 |
リゼルグ | モルフィン | ロンドンから来たハオを憎む少年。 |
チョコラブ | ミック | NYの元ギャングでコメディアン志望。 |
ハオ | S.O.F | シャーマンファイトの優勝候補で最強の男。 |
他にも色々魅力的なキャラクターはたくさん出てきます。きっとお気に入りのキャラクターが見つかるはず!
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シャーマンキングの見どころとは?
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当時あれだけシャーマンキングにハマったのはもちろん理由があるからで、それを語る上で外せないポイントがいくつかあるので紹介していきたいと思います!
シャーマンキングの見どころ①:ストーリー設定がイカしてる!
まずはストーリーが面白いのは言うまでもありませんが、シャーマンという現実離れしているようで実は日本で古代から存在していたミステリアスな対象をベースにしている所が面白い。
歴史上で外せない邪馬台国の卑弥呼はまさにシャーマンだったと言われてるよね。
そしてシャーマンファイトに参加している団体の中でも宗教団体を匂わせる人たちも多くいて、実は昔から世界はシャーマンによって支えられていた!?と錯覚させられるほど!
主人公の麻倉葉の家系も代々伝わる日本の陰陽師の血を引いていて、日本の歴史も垣間見れるのが興味をそそります。
シャーマンキングの見どころ②:登場人物が超魅力的!
シャーマンファイトが始まってから一気に増えるキャラクターは本当に魅力的!特にタイが好きなのはハオに属するチームの紅一点チーム、花組。
魔女と呼ばれ迫害されてきた歴史を持つマッチ・マリ・カンナの3人組はちょっと生意気ではあるものの実力も文句なしでさらに可愛い。持ち霊もカンナの持ち霊以外は小さくて可愛いハロウィンを匂わせるキャラクターで、見た目とは裏腹に残虐性があってまたギャップが良い。
そして個人ではないけれどチーム毎に特色が分かれているのも面白く、彼らの出身国の特徴や宗教などを匂わせる設定なのが面白い。持ち霊にも文化が反映されていて、その国にまつわる持ち霊を各自連れているのも興味深いですよ!
X-LAWSやガンダーラ・ナイルズなど見ていて飽きないキャラクターが多いのは本当にシャーマンキングの魅力!
ちなみにタイが当時好きだったのは蓮!今はハオ!
シャーマンキングの見どころ③:キャラクター達がそれぞれ抱える心の闇。
少年マンガだからといって戦ってばかりなのではなく、実はキャラクターたちには設定があり、辛く重い過去を持ったキャラクターたちも多い。シャーマンファイトに参加する理由も様々で、ただ皆が権力に溺れたいだけではないんです。
特にメインキャラクターである10人の過去は途中で読む事が出来るので更にキャラクターの魅力が増す事間違いなし!
タイの好きなエピソードの1つが葉とアンナが出会った過去の話で、どうやって2人が許嫁になったのか、アンナの過去を知る事が出来ます。シャーマンキングの中での熱々カップルはファウストとエリザですが、葉とアンナもまた実は強い絆で結ばれた2人!
シャーマンキングの見どころ④:地上最強の男、謎が多いハオに隠された秘密。
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シャーマンファイトが始まるとその存在が明らかになるハオは謎に包まれた男。何かと葉たちに絡んできては事件を起こす彼ですが、実はこの物語の要の人物で、彼は魅力的であるとタイは思います。
見た目もそうですが、最強かつミステリアス。女が好きな男に求める条件が揃っている!彼の持ち霊であるS.O.F(スピリットオブファイア)も強くてカッコイイ!
でもハオを見ていつも思うんですけど、ビックバンのスター・G-ドラゴンに似てるなぁって。あのカリスマ感というか、絶対王者的な雰囲気がそっくり!
このロン毛の時のG-ドラゴンなんてハオにソックリで、ハオの口癖「ちっちぇえな」って言いそうじゃない?
実写化するならG-ドラゴンがいいなぁ。
シャーマンキングは読む価値ある?武井先生の巫力が上がり、絵が急に変わった?
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この記事を書いてるくらいだから答えはわかっていると思いますが、シャーマンキングは読む価値アリ!一旦は未完で、ものすごい段階で終わってしまいましたが、今なら最後まできっちり読む事が出来ます。
そして今電子書籍でシャーマンキングを買うと、武井先生が新しく書き下ろした部分も多く、新しい絵のタッチを見る事が出来ます。少なくとも電子書籍版の全表紙は新しく書き直されたものになっていて、昔のものよりグレードアップ。
でもタイ的には昔の絵の方が好きで、何故急に武井先生の絵が萌え系の絵に変わってしまったのがすごい謎で、ちょっと残念なんですよね・・・。
漫画を長期間連載されていると絵のクオリティが上がっていくのは分かるんですけど、武井先生の場合、クオリティが上がるというより、絵そのものが別人になっちゃってる。
少年マンガ!って感じの絵が好きだったのに、まさかの萌え系になってしまったのがちょっと悲しいというのが本音。特に女の子のキャラクターたちは正直昔の方が断然可愛かったと思います。
個人的に萌え系がすごい苦手なので、読んでいてたまに鳥肌が立ってしまうくらい萌え系なシーンがあり、シャーマンキングを読んでいる気がしない時も。
でも大抵の人はそこまで萌え系に偏見がないとは思うので、武井先生の巫力が上がったのだと思っておこう!笑
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【要注意】シャーマンキングのネタバレ感想!
ここからはネタバレになりますので、 ネタバレしたくない人は注意して下さい!
まずタイが読んでいた当時は未完で終わってしまいましたが、電子書籍でシャーマンキングをもう一度購入して最後まで初めて読んだ時は満足感でいっぱいでした。10年以上越しに未完だった漫画の結末を読める事がこんなにも幸せなんて・・・!
ハオがシャーマンキングになる事は何となく予想はついていましたが、その座に着いた後に葉たちとのバトルがあるとは思ってもいませんでした。でも5人の戦士としてパッチ族の5大精霊を使ってハオを叩こうとした所は面白い!と思いましたね。まだその手があったのか、と。
そしてマタムネが用意した列車に乗って、今までハオに葬られた者たちがやってきたのもビックリ。最後にはハオの母上登場で更に驚き。
打ち切りになった理由の噂として当時言われていたのは、「ハオの巫力を強く設定しすぎて誰もハオを倒せない状態になり作者が収集をつけられなくなってしまった」というものがあり、確かに125万は高く設定しすぎたよね・・・と思っていました。笑
でも今となっては読者アンケートの結果が最下位だった、など他の理由があったみたいで武井先生が投げ出したわけじゃなかったんだと安心。(誰)
ハオを倒すためだけに設立された宗教団体X-LAWSの正体は、実は車を媒体にした車屋のマルコが作り上げた団体だった事も面白い設定だと思ったし、 終盤で明らかになるホロホロの過去と彼の正体にも驚き!北海道のアイヌ・オオカミの血を引く彼が熱血バカに見えて実は1番ミステリアスな男だったとは、武井先生もやってくれる・・・!
武井先生の他の作品は読んでないタイですが、シャーマンキングは本当に名作だと思いますね。
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聞いた噂によるとアニメも始まるみたいで、アニメファンじゃないタイもシャーマンキングなら見たいかも!
シャーマンキング まとめ
- 未完だったシャーマンキングは時を超えて完結
- 電子書籍版の表紙は武井先生が書き直した新しいもの
- キャラクター設定と持ち霊の設定が面白い!
- 途中で絵が萌え系に変わる謎
実はシャーマンキングが連載されていたあの頃のジャンプは名作揃いで、ワンピース・シャーマンキング・ナルト・ハンターXハンター・ブリーチなどと同期!黄金時代と呼ばれていたのも頷けますよね・・・!
ラッキーな事にタイはバッチリこの世代だったので、従兄弟が買ったジャンプを読むのが楽しみでした。違う方の従姉妹はリボンを買っていたし、日本人はやっぱり漫画の文化で育ってるなぁという感じですね。
本当に日本人で良かった!と心から思う漫画文化は本当に素晴らしい!
今では電子書籍で色んな漫画が読める上にお得に買えるので、海外生活でも不自由なく漫画生活が送れて幸せです。
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