1994年から2004年にかけて放送されたアメリカンドラマ「フレンズ」。放送開始から25年経った今もなお、世界中でファン達を魅了し続けています。そして実はタイもその1人・・・Friendsの大ファン٩( ᐛ )و!
英語学習でも大人気のフレンズですが、フレンズには英語学習だけじゃなく人生を生き抜くにあたってのライフハックがたくさん隠されています。
今回はフレンズのエピソードから学んだライフレッスンたちを、フレンズファンタイならではの視点で解説!*ネタバレをかなり含むので、ご注意下さい!
大人気ドラマ「フレンズ」とは?どんなストーリー?
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舞台はアメリカ・ニューヨーク。コーヒーハウス(カフェ)でモニカ・フィービー・チャンドラー・ジョーイが雑談している所からストーリーは始まります。離婚が決まったロス、自身の結婚式から逃げ出したレイチェルが合流し、それぞれの人生にもがき、悩みながら、友だちの力を借りて自分たちの人生に生きていく様を描いたヒューマンドラマ・コメディー。
「フレンズ」を構成する魅力的な登場人物は6人!
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フレンズに登場するメインキャラクターは6人。
最初は顔と名前を覚えられず、誰が誰の何かよく分かっていなかったので、把握するまでに時間がかかりました。
しかしシリーズが進むにつれて、過去が明らかになったり、エピソードで個性が発揮され、今ではめちゃくちゃ詳しくなりました。٩( ᐛ )و
モニカ(♀)・・・極度の潔癖症。ロスとは兄弟。
レイチェル(♀)・・・お嬢様で世間知らず。モニカとは幼馴染。
フィービー(♀)・・・6人の中で1番の変わり者。複雑な家庭環境で育った為、壮絶な過去を持つ。
ロス(♂)・・・モニカの兄。古生物学者。
ジョーイ(♂)・・・イタリア系アメリカンで女たらし。俳優を目指している。
チャンドラー(♂)・・・グループのジョーク担当。ロスとは大学時代からの付き合い。
第一話を観た時に感じたことは、「ロスとモニカの関係性は何・・・?」。
最初2人が兄弟だという事が曖昧で(当時の英語力では解読不可能でした)カップルなんだと思っていて、でもエピソードが進むにつれて兄弟だという事が発覚。
もっと最初に分かりやすく関係性を説明してくれたら、ストーリーが頭に入っていたのにな〜。
「フレンズ」から学んだライフレッスン!〜友情編〜
フレンズと言えば作中に登場する男女6人の友情コメディ!あらゆるシチュエーションから友情とは何なのか?を学べるエピソードが満載で、観ている人たちを魅了した1番大きな要因なんじゃないでしょうか?
「こんな友だちがいたらいいのに」「自分もこんな友だちが欲しい」きっと観ている人たちはそう思っている事でしょう。タイもその1人である事は確かで、6人の揺るぎない友情はまさに理想的。
友情は一生もの!「フィービー」から学ぶ優先順位!
フィービーがジョーイとディナーの約束をしていたにも関わらず、ジョーイは急に入ったデートの約束を優先してしまいます。しかも紙切れ一枚での謝罪。そこで怒ったフィービーがジョーイに言ったセリフがこちら。
Boyfriend and girlfriend come and go, but this is for life.
「彼氏や彼女はコロコロ変わる。でもこれ(友情関係)は一生もんなのよ」
まさにその通りですよね。特に若い時なんて、付き合ったり別れたりを繰り返すもの。でも友だちは多少変われど、一生続く可能性大。
一気にフィービーのファンになってしまった彼女からの一言です。まぁその後、フィービーも同じ事をジョーイにし返すんですけどね。笑
実は1番熱い男?「ジョーイ」から学ぶ!真の友情
女たらしのジョーイは実はこう見えて1番熱い男!全てのエピソードを振り返ってみると、普段はチャラいジョーイですが、所々で見せる友だち思いなシーンが印象的。
フィービーの双子の姉妹アースラと恋に落ちた時は、フィービーとの友情を理由にアースラとの関係を諦め、チャンドラーが当時付き合っていたジョーイの彼女・キャシーと恋に落ちた時も、最初は怒っていたものの最終的にはチャンドラーの幸せを願ってカップルになる事を許可。
モニカとチャンドラーの事を知ってしまった際も、2人の為に秘密を守り、バレないように協力してあげたのもジョーイでしたし、レイチェルを好きになってしまった時も、ロスとレイチェルの関係を考え、身を引こうとしました。
ホットなルームメイト・ジェニーンと付き合っていた時も、ジョーイの友人カップルであるモニカ・チャンドラーと仲良く出来ないなら、と別れを告げたのも彼から。
最終的には唯一独身を貫きますが、実はジョーイがグループの中で1番熱い男だったという事に気が付いたのは何度もシリーズを見返してからでした・・・
一生の不覚!
正直でいる事も友情の証!本音で話し合える環境
人間関係の中で、間違っている事や自分の正直な意見を言う事は時には必要。たとえそれが相手を傷つける事になったとしても、時には心を鬼にして伝えなければならない時が人生ありますよね。
彼らのような固い絆で結ばれた親友同士でも、正直になる事に躊躇しているシーンがいつくかあります。その中でも、ジョーイとチャンドラーがロスのアパートの片付けを手伝う約束をしていて、フィービーを誘った時に彼女が言ったクールな一言。
Oh, I wish I could, but I don’t want to. (手伝えたらいいんだけど、やりたくないの。)
もはやジョークともとれる一言ですが、これは言えそうで言えない一言!友だちから何かお願いされた時、ちょっとな〜と思っていても言えない、なんて事ありますよね?
いかに友だちに対して正直でいることが大切かをフィービーは教えてくれています。
「フレンズ」から学んだライフレッスン!〜恋愛編〜
忘れちゃいけないのがみんな大好き恋愛事情!全10エピソードの中でも、男女6人はたくさんの人と恋に落ちたり・破れたりします。すぐに終わってしまった恋愛から、中身の濃〜い恋愛エピソードまで様々ですが、人それぞれの恋愛スタイルが興味深く、毎回勉強させられました。
嫉妬は1番の大敵!「ロス」から学ぶ恋愛の失敗例!
人を狂わせる厄介な感情、それは嫉妬。誰でも持っている感情ですが、度が過ぎると関係を壊してしまう原因にもなりかねません。
6人の中でも特にロスは嫉妬深く、レイチェルと付き合っている際も被害妄想が暴走。マーク(当時のレイチェルの同僚)とレイチェルの仲を疑い、レイチェルを悩ませます。
それだけでなく、仕事で忙しくて会えないレイチェルに対し不満を持つようになり、記念日に一緒に過ごせないからといって彼女の職場にピクニックを持って乗り込んでしまう始末・・・
やっと見つけた自分のパッションである仕事に集中したいレイチェルはそんなロスの態度にうんざり。終いには2人の関係が悪化したのにマークが関係あるのか?と問うロスに対し、「距離を置こう」と提案してしまいます。
この時期の2人を見ていると、いかに嫉妬や被害妄想が人を狂わせ、恋愛に支障をきたすのかが描かれていて、恋愛も相手を信じ、お互いの目標を支え合えるような関係になるのがベストなんだと学びました。
「モニカ」から学ぶ!将来のパートナー選び
ボビーからリチャードまで、シーズン中に印象的な男性たちと恋におちるモニカですが、中でもリチャードとの交際は印象的。20歳近く歳が離れた彼にメロメロだったモニカですが、別れを決心するきっかけとなったのは、自分の将来の為でした。
将来子どもを持つことに強い憧れがあるモニカに対し、モニカを愛しているけれど年齢的にもう子どもは作りたくないリチャード。
でもモニカを失いたくないリチャードは自分は欲しくないけれど、それが必須条件なら、と受け入れます。しかしモニカの答えはこうでした。
I wanna have a baby. But I don’t wanna have the one with someone who doesn’t really want to have one. (子どもは欲しい。でもhttps://thaiism.net/hontouno-jibunwoshiru/に欲しいと思っていない人との子どもは欲しくないわ)
子どもは諦めてリチャードと幸せになる道もありましたが、自分の将来の夢を諦めきれず、将来望むものが違う彼との未来を選択する事はしませんでした。
リチャードに首ったけだった彼女ですが、リチャードが望む未来と、自分の望む未来が違う現実を受け止め、現実と向き合った彼女は強く憧れますよね。
「レイチェル」から学ぶ!人生はいつもうまくいく事ばかりじゃない
オンオフを繰り返すロスとレイチェル。ある日、レイチェルの父親が心臓発作で病院に運ばれ、その時に親身になって彼女を支えたのが元彼のロス。
それに感謝した彼女は孤独や不安もあり、その晩、ロスを誘うかのようにしてキスしようとします。しかしロスは「これは間違っている」とレイチェルを説得。
一度は断られた恥ずかしさから怒りを覚えたレイチェルですが、ロスは正しかったと反省。でもどこか心残りがあるように見えるレイチェルはこう言います。
Sometimes things don’t work out the way you thought they would. (こうなるって思ってても、その通りにいかない事もあるわよね)
まるで2人の関係を表しているようで切ない一言ですね。
実は1番のモテ女?「フィービー」の魅力!
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モニカ・レイチェル・フィービーは男性陣とは違い、みんな美人でそこそこモテる女の子たち。特にレイチェルがモテモテのキャラクターとして描かれていますが、実は影のモテ女がフィービーだと言うことに気がついてしまったんです・・・!
元彼の数ではなく、あくまで「クラッシュ(一目惚れ)」された数でいうと、フィービーもあの2人に負けずを取らず!むしろ初対面で口説かれている回数はフィービーがダントツな気がします。
特にレイチェルの元彼パウロなんて出会った時はレイチェルが彼にクラッシュしていたのに、フィービーを見たパウロはすぐさま口説きにかかってましたし、科学者のデイビットもフィービーのステージを見た時に一目惚れ。
クリーニング屋で出会った同じく変わり者のパーカーや、元恋人の警察官のギャリー、のちに旦那になるマイクもフィービーを見たときにクラッシュしたようでしたし、あのちょっと謎に包まれた感じのオーラに惹かれるんでしょうか。
でもどんな相手と付き合っても変わらないフィービーは1番魅力的かも!
「フレンズ」から学んだライフレッスン!〜仕事編〜
フレンズから学べるのは友情・恋愛だけじゃないんです。人生においてのもう1つの重要な事、将来を左右する「仕事」についてもフレンズでは大きな軸となっている部分。
ドラマの中でも6人には仕事があり、みんなそれぞれ違った情熱を持って各々仕事に取り組んでいます。
幼少期からの情熱を突き進んで古生物学者になったロスのような人もいれば、自分の将来の夢がぼんやりしているレイチェルみたいな人もいる。
みんなそれぞれの道の進み方で、お手本になってくれているのも見所の1つ!
「レイチェル」から学ぶ!自分の情熱を突き進む事
お嬢様で世間知らずのレイチェルはコーヒーハウスでアルバイトをする以前、一度も働いた事がありませんでした。
しかし自分の中でファッションに対する情熱があり、コーヒーハウスでの仕事に悶々とした日々を過ごしていましたが、チャンドラーに触発され、コーヒーハウスを辞める事を決意。
最初はコーヒーハウスでの職務経験しかないレイチェルを採用してくれる会社はありませんでしたが、下積みを経て、のちに運よくゲットしたファッション関係の仕事で成果を出し、最終的にはラルフローレンで就職する事に!
今までの人生で自分が一生懸命になれる事を見つけたレイチェルは、一生懸命働き、自信をつけていきます。最初はみんな自分の人生にモヤモヤや葛藤で苦しむもの。しかしレイチェルが教えてくれたのは目標ややりたい事を見つけたら、ひたすら進むと言う事!
「モニカ」から学ぶ!夫婦生活と仕事
チャンドラーのオクラホマ州での単身赴任が決まった時のエピソードで、モニカは妻として一緒に行くか、残るかの選択を迫られます。
夫と離れ離れになるなんてあり得ない、一緒に行く!と返事は即答しますが、新しい土地での職探しのために友人に電話をかけると、有名レストランが料理長を探している話を耳にします。
しかしそのレストランは今現在住んでいる土地にあり、チャンドラーについていくとなるとその仕事は諦めなければなりません。
最初は迷っていましたが、仕事への情熱を諦めきれないモニカは仕事を取る事を決意。愛する夫と遠距離生活を決め、彼女は新しい職場で輝きます。
結婚生活も仕事もどちらかなんて選べない、けれど夫について行く事だけが全ての選択肢じゃない。チャンドラーを愛しつつ、自分の人生もしっかり考えているモニカに共感!
「チャンドラー」から学ぶ!諦めなければいつかは見つかる
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6人の中でずっとオフィスワークをしているのはチャンドラーたった1人。第一話の時点でもう既にその職に就いていて、何年かは同じ仕事を続けます。経済的に1番安定していたチャンドラーですが、この仕事は自分のやりたい事が見つかるまでの一時的なものだと考えていました。
しかし結婚してからもなかなかやりたい事を見つけられずにいましたが、モニカのサポートもあり、自分がやりたい仕事を見つけ、インターンから始めます。若者ばかりのインターンで尻込みをするチャンドラーをモニカが励まし、のちに無事再就職。
長年やりたい事が見つからずに悩んでいた彼ですが、諦めなければいつかは見つけられる事を証明してくれました。
フレンズをもう一度観てよかった!
タイがフレンズを初めて観たのは約4年前。オーストラリアで友だちがパソコンにシーズン1全話を持っていて、一緒に観たのが始まり。
当時は英語力もかなり低く、フレンズを観てもさっぱりでストーリーが入って来ず。そのイメージが離れず、「フレンズ面白くなかった」とまで友だちにレビューしていました。
しかしアイルランド時代にやっとnetflixを契約し、フレンズを見つけたのでもう一度チャレンジする事に。
2年間で英語力が少しばかり上がり、英字幕もあったので4年前より明確に内容が理解できて、フレンズの良さが分かってきたんです!そこから一気に10シーズンを見終えて、今では繰り返し見る日々が続いています。
英語学習という点でも大活躍しましたが、今では人生においてのバイブスのようなものをフレンズに教えてもらい、人生を生きるのが少し楽になりました。
実際の人生はドラマのようにはいかない事が多いですが、ドラマの中のように自分で自分の人生を楽しみ、もがき、時には演じる事も出来ます。というのも、人生は上手くいかない事も多いので、「上手くいかない」と落ち込むのではなく「こういう時もあるか」と切り替える事で気持ちが楽になる事に気がつきました。
恋愛、友情、仕事。人生において重要な事柄には、人間関係がつきもの。モニカのように誠実で、レイチェルのように美しく、フィービーのように自分らしく、ジョーイのように熱く、チャンドラーのように面白く、ロスのように誰かを思いやれたら・・・そう思って現実に反映させています。
いまだにフレンズを見返しては、新しい発見があるのでフレンズの魅力は底知らず・・・フレンズから学んだ事で、誰かの人生がタイのように少しでも楽になる事を願ってます٩( ᐛ )و
フレンズについてはまだまだ書きたいことがあるので、次回また!
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