若者を中心としたビーガンブームは今や世界中で起こっていますが、ベルリンは特別!ここではビーガンである事は結構重要で、レストランで働いていてもビーガンメニューをよく注文されます。
ベルリンが超ユニークな街である事は以前ブログにも書きましたが、本当にビーガン信者が多いです。
そしてベルリンならではの、大人気ビーガンドーナツショップBrammibal’s Donutsに注目してみました!
ベルリン発祥のビーガンドーナツショップ:「Brammibal’s Donuts」の人気の秘密
タイはビーガンでもベジタリアンでもないのでビーガンの店に注目はしていませんでしたが、友だちが働いているのでたまにドーナツをもらう機会があり知りました。
日本ではドーナツというとミスタードーナツもしくはアメリカ発祥のクリスピークリームドーナツをイメージするかと思いますが、このは一味違ったコンセプトのドーナツショップ。
ベルリンに6店舗も展開されていて、タイの住んでいるクロイツベルグにも1店舗あります。ベルリン屈指のデパートKaDeWeの中にもあり、中心地のアレクサンダープラッツやプレンツァーベルグなど人気のロケーションに店を構えている様子。
土日には大行列が出来るほど大人気!正直ドーナツに長蛇の列が出来るなんて、驚きでした。
ではこのBrammibal’s Donutsの人気の秘密は何なのか?
Brammibal’s Donutsの人気の秘密①:全てのドーナツがビーガン!
ベルリナー達の間ではビーガンである事は一種のアイデンティティー。Brammibal’s Donutsはさすがベルリン発祥なだけあって、カラフルな見た目とは裏腹に、実は全てのドーナツがビーガン!そしてたくさんのオーガニック製品から作られたドーナツなんです。
カラフルな食べ物といえばアメリカのイメージで、見た目は可愛いけど毒々しい色=体に悪いっていうイメージが付き物でした。
しかしBrammibal’s Donutsはこの見た目で実はビーガン!その上オーガニックの材料使用なんて、ベルリナー達が放っておくはずがないですよね。
ドーナツと一緒に売られているドリンクでさえビーガンで、コーヒーや抹茶ラテに使うミルクすらオートミルクを使う徹底ぶり!
こんなに体に悪そうな見た目なのに、実はビーガンってギャップがヤバイよね。
Brammibal’s Donutsの人気の秘密②:食品廃棄を失くすと共にチャリティーにも参加!
Brammibal’s Donutsはアニマルフレンドリーと共に、環境・人間共に配慮されたモットーを持つ会社で、今世界中で深刻な問題となっている食品廃棄にもちゃんと対応しているんです。
営業終了後に余ったドーナツは廃棄されるのではなく、ホームレスの人たちの住むホームレスシェルターに届けられます。
個人的にビーガンはどうでもいいけど、タイも食品廃棄には以前から反対派。こういう活動をしている会社は珍しいと思うので、これを機にBrammibal’s Donutsのファンに!
世界では食べることすら出来ない人たちで溢れているのに、食べ物を粗末にする人が多すぎる。ビーガンとかベジタリアンとかいう前に、食品廃棄こそ真剣に考えるべきだと思います。
そしてチャリティーメニューから出た売り上げから、ドーナツ1つにつき€1を寄付!2018年から実施されたこの活動で、今までに寄付された総合金額は€192,749に。
動物にも人にも環境にも優しいドーナツショップなんて今まで聞いたことないよね。
Brammibal’s Donutsの人気の秘密③:飽きないメニュー構成で毎日行っても飽きない
毎朝作られたフレッシュなドーナツが各店舗に届けられ、ファンを虜にしているBrammibal’s Donutsでは毎月替わる月替わりのメニューがたくさん!
ショーケースに飾られているメニューの半分は月替わりのメニューで、これなら常連も飽きる事はないですよね。
タイのお気に入りは、中にホイップクリームの入ったBoston Creamとサクサクのココナッツが香ばしいCaramel Almond Coconuts!
でもこのメニューが月替わりだって知らなくてちょっとショック。
メニューは公式HPからチェックすることが出来るよ
Brammibal’s Donutsの味は?ビーガンでもちゃんと美味しいの?
ビーガンと聞くだけで何だか素っ気ない、美味しくなさそうなイメージがあるのはタイだけでしょうか?特にベルリンではビーガンメニューなどが溢れている為、それを見るたびに凄く不思議に思っていました。
ぶっちゃけていうと、そりゃあ普通のドーナツの方が美味しいです。
特にどの国に行っても、日本のミスドに勝てるドーナツは食べた事がありません。あのしっとり感、そしてポン・デ・リングのモチモチ感。あれは絶対に西洋圏では食べることが出来ない物!
クリスピークリームドーナツでも思いましたが、西洋圏のドーナツはパサパサ。パン感が強い。何なら日本のスーパーのお菓子コーナーで売っているドーナツ5個入りとかの方が美味しいレベル。(個人的に)
でもBrammibal’s Donutsのビーガンという部分にポイントを置いてみると、動物性商品を一切使用していないにも関わらずここまでドーナツを再現出来ているのは凄い!と思います。
ビーガンって事は卵やバターを一切使用していないことになるからね。
それでこのクオリティ&バリエーションは脱帽!
でもその分お値段は張って、ドーナツ1つにつき平均€3ほど(日本円で約400)。なのでちょっとお高いのが痛いですが、ビーガン&オーガニックなので否めない。
ベルリン発祥のBrammibal’s Donuts まとめ
- 全てのドーナツがビーガン
- チャリティーにも参加していて余ったドーナツは廃棄ではなくホームレスに寄付
- 月替わりのメニューで常連も飽きない工夫
以前は何でただのビーガンのドーナツがそんな爆発的人気なんだ?と不思議に思っていましたが、今回Brammibal’s Donutsの事について調べてみると人気の秘密が分かりました。
さすがベルリンに6店舗も展開しているだけあるなぁと感心。
ベルリナーでなくても、子どもやお土産に持っていくのにビーガン&オーガニックのドーナツは喜ばれること間違いなし!
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