実はずっとブログを更新していない間にベルリンでまた引っ越しをしまして、なんと!今は自分で契約したアパートに親友と2人暮らしをしています٩( ᐛ )و
ベルリンに住んでいる人なら分かると思いますが、ベルリンは家探しがめちゃくちゃ大変!ダブリンでも大変!と言われてたけど、比べ物にならないくらいベルリンは家探しが困難。
でも運よくとんとん拍子に事が進み、嘘みたいに家が決まったので、どうやって家を見つけたのか?家探しのコツは?などを紹介していきたいと思います٩( ᐛ )و
トラブルだらけ!?ベルリンでのシェアハウス生活で1人暮らしを決意したワケ。
兼ねてからずっと目標だったワークビザ取得・一人暮らしという目標が叶ったのはここ1年での事。コロナで仕事がなくて色々落ち込んだりもしましたが、今ではベルリンで充実した毎日を送れているのも、全てシェアハウスのトラブルから解放されたからと言っても過言ではありません。
今まで海外生活でずっとシェアハウスに住み、楽しい反面、様々なトラブルがありました。
特にドイツに来てからは本当にシェアメイトとのトラブルが多く、もうドイツ人とシェアハウス生活は無理!と痛感、就職が決まった+年齢のせいもあってか、1人暮らしを考えるようになりました。
とは言え、日本みたいにお金を払えば簡単に家が見つかるわけでもなく、特にベルリンではものすごい時間をかけて自分で家を見つけなければなりません。
それにシェアハウスでは電気もガスもWi-Fiも全て込みの値段の所が多く、1人暮らしとなると1からそれらを自分で契約しなくてはならないというデメリットがあり、しかもドイツ語という言語の壁。しかもドイツ語が全く話せないタイにとって、これは至難の業であることは目に見えていました。
そしてコロナのロックダウンが始まった2020年の11月、タイのレストランは営業停止になり、約8ヶ月間も自宅待機になってしまったのです。運よく会社がオフィスでの業務をさせてくれることになり、週に何日かは仕事がありましたがそれでも週に4日は休みという状態。
しかも当時のタイのシェアハウスには4人の住居人がいて、タイ個人の部屋はベッドを置いたら部屋の半分が埋まってしまうくらい狭い。リビングはなく、狭いキッチンがあるだけ。
外出も出来ない、友だちとも会えず、ずっと狭い部屋で1人、閉じこもっている状況が何ヶ月も続いた時、流石に限界を感じました。
ロックダウンが開ける寸前、友だちのシルギがスペインに行っている間キャットシッターをする事になり、彼女のアパートで1人暮らしを経験。その快適さに魅了され、自分も1人暮らしがしたい!と強く思うように。
ロックダウン+ベルリンでの1人暮らし体験で、シェアハウスを卒業したい!という思いに火がつき、本気の1人暮らし用のアパート探しが幕を開けました。
新展開?一人暮らしから方向転換!親友とルームシェアをする事に!
上記にもあるようにタイはドイツ語が話せない為、1人暮らしをする上で必要な手続きを自分1人で出来るのだろうか?という不安があり、そのせいで1人暮らしは無理だと諦めかけていました。
しかしその話をベルリンの親友と話していると、彼も今のシェアハウスを出たいとの事。元々めちゃくちゃ仲が良いこともあって、いっそ2人で住む?のノリで意気投合。タイとは違ってある程度ドイツ語が話せる彼と住むなら心強いし、家賃も折半で生活費が抑えられる。そして何よりベルリンで親友と呼べる存在である友だちと住むなら楽しいし一石二鳥!
「絶対に1人暮らしがしたい!」というよりは、「ルームメイトと揉めるのはもうたくさん。出来れば平和に、自由に暮らしたい」という理由が大きかったのと、「もう誰かの顔色を伺いながら家で暮らす暮らしはうんざり」という点でも自分が家主になる事に重きを置いていたので、親友と2人暮らしには何の違和感もありませんでした。
男の子と2人で住むという点で友だちからは心配されましたが、タイは以前に全くの他人だったスペイン人と2人暮らしをしてますからね。その点は海外でシェアハウス慣れをしているので、むしろお互いをよく知っている親友同士で住む事に抵抗は全くありませんでした。
実際にベルリンで一人暮らしの部屋を見つけるのにかかった期間はどれくらい?
これは自分たちでもびっくりでしたが、2週間〜1ヶ月くらいでアパートを見つけることが出来ました。正確に言うと、家探しを始めたのは4月の半ばで、その時はゆる〜くたまに家探しのサイトを見る、くらいで全く本腰を入れていませんでした。でも6月上旬から本腰を入れ、家が決定した連絡が来たのは7月上旬。
本気を出してから家が見つかった期間を考えたら、本当に2週間くらい。
ベルリンはシェアハウスでも見つけるのが困難で、一人暮らしとなると別格で難しくなる。ましてやロケーション・値段がバッチリ合うものが見つかるかは本当に運次第で、人によれば2年以上部屋を探している人もいるとか。
そんな中、約1ヶ月で運良くロケーション・値段・部屋数もパーフェクトなアパートを見つける事が出来たタイとタイの親友。会社から返事が来たときは、話がうますぎて最初詐欺なんじゃないかと疑ってかかるほどでした。
「100通に1件の返信の噂」は本当?実際に返事はどれくらいきたのか。
ロックダウンのおうち時間を利用しての家探しが始まり、今まで2年間で家探しが割とあっさり終わってきた事もあり、またすぐに見つかったりして?と期待しつつ、パソコンにかじりつくように毎日毎日家探しに励みました。
他の人がブログで書かれているみたいに全く返事が来ないわけではなく、頻繁ではありませんでしたがちょくちょく返信があり、1週間に1回、多い時は2回はハウスビューイング(家の内見)に行けていたタイ。
もちろんハウスビューイングに行けても選んでもらえる可能性は低い現状ですが、まずは第一歩。ハウスビューイングに行ける初歩に立てただけでも喜ぼう!と思い、プラス思考で常に構えていました。
送ったメッセージの回数は覚えていませんが、合計で多分100通以下かな。
しかもコピペなので特に苦労はしていないし、たまに返事がきてもどの物件から返事が来たのか覚えていないくらいランダムで送っていました。
実際にベルリンでアパートが見つかるまでに行った内見の数はどれくらい?
返事が返ってきたら後は内見に漕ぎ着けられるかどうか。相手の指定してくる時に行けないと断られる可能性もあります。
ただタイが本当にラッキーだったのは、家探しをしている時はロックダウン中で仕事がなかったのでいつでも内見に行ける状態だった事!今思えば、仕事をしながら家探しはかなり大変で、相手の指定した日時に毎回行くのは不可能。
それを考えると家探しをするタイミングも重要だよね・・・!
今の家が見つかるまでに実際に行った内見の数は6件(今の家も含めて)で、実際に住みたい!と思って書類を揃え・送ったのは2件のみ。その他は内見者の数が多すぎて勝ち目がない・住みたいと思わなかったなどの理由で内見のみで終わりました。
実際にベルリンで一人暮らしの部屋を見つけるのに使ったサイトはどこ?
ベルリンでも他の国と同じように色々な家探しのサイトがありますが、タイが今回重点的に使って、実際にアパートを見つけることが出来たのはImmoScout24!
今までWG(シェアハウス)探しに使っていたのはWG-Gesuchtでしたが、今回からはWGではなくアパート探し!なのでImmoScout24を使用。最初はドイツ語のみで使い方すらままならなかったですが、人間慣れが大事とはよく言うもので慣れたらめちゃめちゃ使いやすくなってきました。
使い続けているうちにドイツ語の用語も覚えてきて、ドイツ語の勉強にもなったよ。
WG-GesuchtやMixBなどもたまにみてはいましたけど、イマイチピンとくる物件がなく、ネットで書かれていたeBayも試してみましたが、どれも微妙。しかもeBayに関しては「家交換のみ!」(ベルリンでは家探しが本当に大変なので引っ越したい者同士が家を交換する新しいシステム)と書いている人が多くて新規で家を探している人にとっては不利な感じ。
暇があったらImmoScout24をチェックする事を心がけてたよ
ImmoScout24はアプリがあるし、通知をONにしておくと新しい物件が上がると瞬時に分かるようになっていて便利だよ
Facebookでベルリンの家探しコミュニティから見つけた物件もあったので、Facebookを持っている人は入っておいて損はないと思いますよ。
超困難!ベルリンでの家探しで得た、家探しの秘訣。
今回初めて海外でアパート探しをしてみて勉強になったのは、家探しは完全にタイミング+運+実力だと言うこと。特にドイツは書類社会なので、運良く良い物件にありつけてもその先が繋げられません。というのも、運良く狙っている物件の内見に行けても、実際に行ってみるとライバルが20人もいた!というのはベルリンではザラにある話。
タイが実際に行った内見も、行ってみたら30人の行列の最後尾だった!なんてことがあったしね。
そこでタイと親友が今回の家探しで学んだ事と、家探しの極意をまとめてみました。
ベルリンでの家探しで得た、家探しの秘訣①:スピードが命!家は早いもの勝ち!
基本中の基本ですが、良い物件を見た!と思ったら即メッセージ送信!は鉄則。悩んでる暇はありません。
とりあえず送ってみて、返事がきたら考えよう。のスタンスで行かないと、あれこれ悩んでいるうちにあっという間に締め切られてしまいます。
実際にタイが家を見つけた時、物件の担当を受け持った会社の人に話を聞いてみると「物件をあげて2分で800件くらいメッセージが来た。だから2分で締め切って、最初の20組にとりあえず返事をした」と言われました。運よくその20組にタイが滑り込めていたようで、その時のタイミングとスピードがマッチして生まれた奇跡。
今考えたらそれも運だったと思いますが、やっぱりスピード勝負なのは間違いないです。
ベルリンでの家探しで得た、家探しの秘訣②:ImmoScout24を駆使して運を掴む!
いくら早く送ったとしても返事が来なければ意味がありません。返事が来る・来ないはズバリ運。ですが、返事が来る確率を上げることは可能。タイが今回その確率を上げたやり方は、Immoscout24の有料会員になった方法。
Immoscout24にはもちろん無料のサービスもありますが、有料会員になるとプロフィールにつけられる書類の種類が増えたり、送ったメッセージが上の方に表示される、などといったメリットが。
送られてきた側の立場になってみると、無料会員の人か有料会員かは気にならないにしても、やり取りをする前からSchufaなどの書類をつけてくれる人がいると信用度が最初から上がるし、メッセージが上の方に表示されている方が目に留まりやすいと思いませんか?
有料会員のコースは3つあり、2ヶ月・半年・1年が選べて、契約期間が長いほどお得になり、タイと親友が選んだのは、半年コースで月々€19.90のもの。
当時は「2ヶ月で家が見つかるとは思えない!」と言う理由でとりあえず半年のを選んでみましたが、実際は有料会員に登録してから約2週間で家が決まったっていうね・・・٩( ᐛ )و
今でも毎月€19.90がきっちり引き落とされてますよ。まぁ家が決まったに越したことはないので、必要経費として考えてます。
Time is money! これを高いととるのか安いととるのか、それはあなた次第。
そして上にも書いてますが、Immoscout24のアプリは超便利で通知をONにしておくと新しい家がUPされると即座に知らせてくれるので、タイミングがあえばすぐにアプリを開いてとりあえずメッセージ送信!というのを繰り返していると返事がくる確率が上がりますよ。
ベルリンでの家探しで得た、家探しの秘訣③:アピール上手は得!とりあえず話しかけて良い印象を持ってもらう。
海外では日本と違い、自分たちで家主・貸し出し人とやり取りします。タイのように会社が仲介するパターンや、直接オーナーが物件に出向き、直接やり取りをしてくるパターンもあるので、とにかくアピールが大事。
就活でもバイトの面接でも、日本人の苦手な「長所はどこですか?」の質問にあっさり答えられる人はどれくらいいるでしょうか?
タイもズバリ苦手なタイプで、自分の長所を聞かれてもすぐには答えられません。
でもやっぱり海外では特に自分に自信を持っている人は強くて、自分の良いところをアピール出来る人はチャンスが回ってきやすいと思います。
実際に今回の内見でも、タイの親友が積極的に話しかけて自分たちのアピールをしたことが吉となり、仲介役の人から「オーナーに勧めといてあげるよ!」と言ってもらえました。タイたちの他にアジア人はいなくて、印象に残ったのも良かったのかもしれません。
タイたちが積極的にアピールした点は、2人ともフルタイム(正社員)であることと、日本人(タイだけだけど)である事、そしてタイの誕生日がすぐだったので、応募する時に書くアピールポイントに「新しい家でタイの誕生日会が出来るといいなぁ〜」と可愛くアピールしました٩( ᐛ )
ベルリンでの家探しで得た、家探しの失敗談。
成功例もあれば、実は失敗例もあります。短い家探しでしたが、それなりに学んだ事もあって、今ではこうやってネタに出来るのでやっぱり何事も経験なんだと思いましたね。
当時は時間を無駄にした!と感じましたが、それも今では必要な経験だったのかもしれません。
ベルリンの家探しで得た、失敗談①:ライバルが強敵!収入に見合わない物件。
色々な物件にメッセージを送っていると、たまに少し予算オーバーだけどドリーム物件に送ってみようかな?という気持ちになってきます。送り慣れってやつですね〜( ᐛ )怖
これはタイが見つけた物件ではなく親友が見つけたもので、家がめちゃくちゃ綺麗で立地も高級住宅街(なので治安がいい)から返事が来たとのことで、内見に行った事がありました。
予算はオーバーで、ちょっと見てみたいよねって感じで興味本位もあって。実際にすごく良いところで、ここに住めたら最高!というマンションだったんですが、ライバルが10組ほどいて、なんと彼らのほとんどがIT関係の仕事につくエリート達だったのです。
その場にいたオーナーがみんなを集めて話している時に、彼がIT系の仕事をしているって話になり、ちなみにここにIT系の仕事してる人いる〜?みたいな感じで聞いたら、タイ達以外のほぼ全員が挙手。
そりゃここに住めるくらいの金持ってるわな!
ちなみにその物件の家賃はいくらだった?
€1200。2人暮らし予定だったけど、1人€600+電気代・Wifi代・ラジオ代とかかかると思うと完全に予算オーバーの物件だったよね。
それを聞いたタイと親友は場違いだったと反省し、2度とドリーム物件には応募しない。と決めたのでした。
ベルリンの家探しで得た、失敗談②:誰得?いたずら物件!
Friedrichshainにある物件に内見に行った時の事です。通常内見に行くと何組かが招待されているので建物の前に行列あるいは人だかりが出来ているパターンが多いですが、この時は建物も前に誰1人立っていない状況。
不思議に思いながらもベルを鳴らそうとした時、どの名前のベルを押したらいいのかを教えてもらっていない事に気がついたタイは、Immoscout24のアプリを開き、そこに書かれていた電話番号に電話をしました。が、返事はなし。その後送ったメッセージの返事を見てうなだれた親友を見て、嫌な予感は的中。
「ハロー。実は昨日からものすごい数のメッセージや電話があるんだけど、私は何のことかさっぱり分からないの。ベルリンにすら住んでいないし、その物件に何の関係もない。ものすごく言いにくい事なんだけど、この物件、いたずらだと思うわ。」
・・・・・・誰得なん?
もうこの一言ですよね。だってこれ、お金を振り込んだわけでもないし、鍵のやり取りをしたわけでもない。
物件が上げられてて、写真もあったし、詳細もちゃんと書いてあった。そしてたくさんの人からメッセージが届き、ご丁寧に返事までしてる。そして色んな人が実際に物件を訪れてみると、その物件には空きがなく、誰も入居者募集をしていないという事実。
・・・これ、ほんまに誰得?
Exactly!!!
加害者はたくさんの人がこの物件を訪れたことでHappyだったのか?それとも嫌いな人の番号を載せて、彼女に何百人もの人がメッセージをしてテンパってる様が満足?なのか?
本当によく分からない、誰得なのかといういたずらに引っかかってしまい、貴重な時間を無駄にしただけだった。
ベルリンでの家探し まとめ
- 家探しはタイミング+運+実力
- 家探しのコツを掴んで効率良く
- スピード命!
- 収入に見合った物件に応募するべし
7月の下旬から引っ越して約3ヶ月。生活も落ち着いてきたところで、やっと家探しの記事を書いているといういつものパターン。
本当に家が決まってからはバタバタで大変でしたが、あっという間に時間が経ち、この家に住むのももう3ヶ月目!もう快適すぎて人生が変わりました。
ベルリンでは家探しが本当に大変なので、少しでも家探しに苦戦している人の参考になればいいなと思って気合が入ってしまいましたが、何事も適当が大事。あんまりストレスに感じず、「時が来たら見つかる」くらいの心構えでいるように心がけて下さいね!
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