ドイツで就職してフルタイムになり、初めてこの国で病院に行ってきました!
海外で病院に行くというのはハードルが高い上に不安が付き物。しかも英語圏ならまだしもここはドイツ、基本的にドイツ語圏の国。ドイツ語が話せないタイにとって、病院に行く事は不安で避けたい事の1つでしたが、ここで暮らしていく上で慣れていかなくてはいけない事の1つなのも事実。
それにドイツでフルタイムになった以上、基本的な治療の病院代がかからないのでその特権を利用しなくてはもったいない!という事でやっと重い腰を上げて病院に行ってきました。
ベルリンで病院に行く時にするべき手順は?
以前この記事でも書きましたが、ドイツでフルタイムになると税金が超高額になります。でもドイツのすごいところは税金が高いだけじゃなく、 ちゃんと見返りもあるって事。
世界では税金を払っても病院代がタダになる国は珍しく、日本の3割負担もかなり優秀な方。アメリカなんかは多くの人が高額な治療費を払えず、病院に行けない人が溢れかえっているっていいますからね。
それはさておき、気になる病院事情inベルリンの話。
唇に違和感。ヘルペスの疑いが?
タイは別に病気になったわけではないんですけど、1週間くらい前に唇に何か出来物が出来ている事に気が付きました。
ちょうど上唇の真ん中で、先週の火曜日から何か唇に違和感を感じ、最初は全く気にしてなかったんですがだんだん膨らんできて違和感が増すように。
痛みがあるわけでも、見た目にすぐ分かるほど腫れてるわけでもなく。ちょっと膨らんでるかな?くらいでしたが、一度気になると気になりますよね。
ネットで調べると、ヘルペスかもしれない!という事でちょっと放置はヤバいかなぁと思い、ようやくベルリンで病院に行くときはどうするべきかを調べ始めました。
基本的に面倒くさがりなのでいつも対処が遅れる・・・
ベルリンで病気になったらまずはどうすればいい?
基本的に海外では日本の病院とは違い、まずはGPと言ってホームドクター、要は普段から見てもらっているかかりつけの医者にまず診てもらうところから始めます。
日本のように自分で専門の医者に予約を取るのではなく、まずはホームドクターに行き、ドクターが診察して専門の医者への紹介状を書いてくれ、第2ステップでようやく専門の医者に行けます。
ありがたい事にオーストラリア・ニュージーランドではドクターのお世話にならずにすんだので、病院には行ってません。でもGP制度は同じようです。
オーストラリアで歯医者には行ったけどね。
しかしドイツはドイツ語の国。GoogleマップでGPと検索しても出てきませんでした。またまたネットで検索すると、ドイツ語でGPを意味するのはHausarztになるとか。
Haus(家)+Arzt(医者)=Hausarzt(ホームドクター)ってそのままなのがドイツ語の面白いところ!
早速GoogleマップでHausarztを検索し、近所に出てきた病院のレビューを読んでまわりました。中には「ここのドクターは最悪!」とか書かれている病院もあって、事前に情報を仕入れておくのは大事だと思いました。
ベルリンで病院に行くには予約は必要?
これは本当に病院によるので何とも言えません。が、予約がなくても診てもらえたり、運が良くて行ったその日にたまたま空きがあったっていうケースもあると思うので、とりあえず近所のHausarztに行ってみてもいいと思います。
その日は予約でいっぱいでも、違う日に予約をしてくれると思うので行ってみる価値アリ。電話で聞くのが1番早いと思いますが、電話ってハードルが高いですよね。
タイは出来るだけ電話を避けたいっていうのがあって、直接交渉できるならそっちの方がいいので普段電話はしません。
予約はいらなかったりしますが、病院に行く際には入っている保険の保険証が必要になります!病院に行ってすぐ、受付でカードを提出するのは基本なので覚えておきましょう。
ネットで病院をサクッと予約出来る便利なアプリ「Doctolib」
そこで便利なのが、タイが友だちから教えてもらったDoctolibというアプリ。病院にわざわざ電話しなくてもネットで病院をサクッと予約出来る便利なアプリで、急ぎじゃない人はこのアプリで予約した方が楽だと思います。
でもこのアプリはドイツ語しか対応していないので、ドイツ語が全く分からない人や読むのが苦手!という人は直接近所のHausarztに行って、英語で交渉した方が早いですね。
タイは最初Google translateを駆使しながら予約しました。何度か使う内に、単語とか覚えてきて、ドイツ語が分からなくても予約出来るようになりましたよ。
でもDoctolibは基本的に緊急用ではないので、予約が取れるのが1ヶ月後とかになると思っていた方がいいです。
緊急じゃないし、ドイツ語で電話予約するのが不安!という人はDoctolibで、出来るだけ早めに診てもらいたい!という人は電話予約するor直接病院に行って予約をしてもらうっていう使い分けがいいと思います。
ベルリンで病院に行ってきました!
ちなみにタイが行った病院を紹介。タイは現在Kreuzbergに住んでいるので、 KreuzbergにあるHausarztを探しました。
もちろん決め手はレビューが良かったのと、その時友だちと会った帰りでこの辺をウロウロしていたので、近所で探しました。
1週間前に予約なしで行って、その日は満員で診てもらうことは出来ませんでしたが、1週間後の今日に予約を入れてくれました。 受付のドイツ人の女の子が親切で英語も話せたので良かったです。
ベルリンで実際に病院に行ってみての感想。
たった今行ってきましたが、何と問診は1分で終わってしまいました。というのも、1週間前に発生したわけですが、予約が取れたのは1週間後の今日。運良く?なのかもうすでに治ってきてしまったという・・・
こういう時、日本みたいにパッと診てもらえたらなぁ〜と思いますが、何せタダで診てもらってるから文句は言えません。(正確には高額な保険料を払っているわけだけど)
先生に一応診てはもらいましたが、「ヘルペスっぽいですね。もう治ってきているから何も出来ないし、次また出来たらすぐ来て」と言われ、すぐ来たけど緊急じゃないからって受け付けてくれへんかったんそっちやん!と心の中でツッコミながら、まぁもう治ってきてるし終わりよければ全て良しという事にしておこう。
ドクター曰くストレスが原因らしいので、落ち込んでた時のやつが体に出てしまったのかなぁと思いました。今までで一度もヘルペスなんて出来たことないですからね・・・
ちなみにタイが診てもらった女の先生にも英語は通じたので良かったです。
最近、気がついた事なんですが、いきなり英語で話し出すとムッとするドイツ人も多いんですけど、最初に「英語話せますか?」とドイツ語で聞くとすんなり答えてくれたり、トライしてくれるのでオススメ!このちょっとした努力でいざこざが少しでも減るんなら聞く価値アリ。
タイはいつもSprechen Sie Englisch?と聞いてます!
ベルリンで病院に行く!まとめ
- 予約がいるかいらないかは状況と病院次第
- 保険に入っていれば基本的に診察料はタダ
- まずは緊急でなければホームドクター(Hausarzt)に行こう
- ドイツ語が出来る人はDoctolibで予約するのもアリ
日本と違い予約を取るにも一苦労のドイツ。緊急の時であれば話は別だとは思いますが、ちょっと何か怪我をしたり、アクシデントがあった時はちょっと困りますよね。
でも健康第一とはよく言ったもので、病院にお世話にならないに越したことはありません。日頃から健康に少し気を配っていれば、防げることもあると思うので、30歳も超えてるしもう少し健康に気を使って行こうと思います。
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