タイのワーホリライフは約6年前のオーストラリアから始まり、ニュージーランド、アイルランドの英語圏3ヶ国をはしごし、現在は4ヶ国目のドイツ。
過去3ヶ国では同じ英語圏という事もあり、終わったらこの3ヶ国を比べたポイントを記事にしよう!と思っていた事もあり、英語圏の3ヶ国を振り返りつつ、3ヶ国の中でどこの国がオススメで、何がポイントなのか、について話していきたいと思います!
もしワーホリに行きたいけどどこの国がいいか分からないと思ってる人は必見!
ワーキングホリデー初心者におすすめの国はやっぱり英語圏!
当たり前ですが、ドイツに来てみて英語圏はやっぱりメンタル的にも楽だったなぁと実感。
言葉が通じないってこんなにも不便で、不安なもんなんだなぁと改めて感じました。
ワーホリを選ぶ基準としては、やっぱり英語圏になると思います。ワーホリ初心者なら尚更。では何故英語圏に行くのが無難なのか?
英語ならカタコトでも言葉が何となく通じる!
ここで質問です!
あなたは今ワーホリ先の国に空港に到着しました。お腹が空いたあなたは、空港内カフェに立ち寄り、注文をしようと列に並びます。もちろん日本語は通じないので、外国語での会話になります。
そこで、カフェにて英語で注文しているあなたを想像出来ますか?
(恐らくこの記事を読んでいる方はワーホリ初心者で国を迷っている人だと思うので、そういう程で話をしていきます)
これは6年前のタイに実際に起こった事で、タイはエージェントを通していたので1人ではありませんでしたが、pick upに来てくれたドライバーはOz(オーストラリア人)で、もちろん日本語は通じず、英語での会話のみ。
ドライバーがコーヒーを買うついでに何かいる?と聞いてくれたのですが、もちろんそれすら理解出来ず、ドライバーがジェスチャーで話してくれて何となく察し、「This one please」と言うだけで精一杯でした。
5年前のタイはそれはもう酷い英語力だったので、今思い返すと「よくもまぁあんな英語力でオーストラリアに乗り込んできたな( ᐛ )」と恐怖でしかない。
でも今はドイツ語で注文すら出来ない状態です。
また同じ事を繰り返していますね〜タイ選手。アホなんでしょうか?
英語が少し通じるので注文自体は出来ますが、値段(ドイツ語での数字)を言われても分かりません。(現在進行形)
学校で習った基礎英語が活きてくる!
中学生、高校生の時は英語の授業、テストがあったりで「英語なんて難しいしダルいなぁ」っていうイメージの方が強かったと思います。
でも案外簡単な基礎は覚えてるもんで、語学学校に行ったら「これ習ったやつ!」現象がいくつも起こりました。
簡単なもので言うと、野菜の名前や動物の名前。それくらいは日本人で英語が苦手な人でも分かりますよね?
例えば、犬は英語でdog。ドイツ語ではHund(フント)。こんな感じで、英語というだけで他の言語よりスタートが少し楽になります。
何より英語は世界共通語!
実は英語よりもスペイン語、中国語、の方が世界で第一言語としている話されている人口は多いんです。
スペイン・南アメリカ(アルゼンチン・ペルー・チリなど)ではブラジル以外はスペイン語が話されていて、中国語は中国ではもちろんのこと、他には台湾・マレーシア・シンガポールでも話されています。
なら英語よりスペイン語か中国語を習った方がいい!?という声が聞こえてきそうですが、ちょっと待った。٩( ᐛ )و
確かにスペイン語・中国語は第一言語としては多くの人に話されていますが、彼らもまた英語を学んでいます。
全員ではありませんが、特に若い世代なら日本のように学校で習っていたり、英語が共通語ということで興味を持っている人が多いからです。
特にヨーロッパ圏では、国が隣接しているので共通語として英語がよく使われます。英語は世界で統一された共通言語なので、基準となります。
英語は実は簡単?シンプルなルール!
もちろんタイも苦戦中なので簡単とは言いません。では何故簡単と言ったのかというと、他の言語と比べると比較的簡単な方という意味です。
タイはスペイン語・ドイツ語を学ぼうとした事があるんですけど、まず名詞にジェンダーがある段階で挫折。
各名詞に男性名詞・女性名詞・中性名詞という振り分けがあるんです泣
それに比べ、英語はシンプルなルールが多く、もうとにかく他の言語は比べられないくらい難しいです。(タイが思うに)世界共通語が英語で本当に良かったと心の底から思う。ドイツ語になりそうだったらしいから本当に良かった。
英語圏の中でおすすめワーキングホリデーの国はどこ?
さてここからは本題のオーストラリア・ニュージーランド・アイルランドの英語圏3ヶ国マッチ!٩( ᐛ )و
結論から言ってしまうと、おすすめはダントツでオーストラリア!でしょうねって感じでしょうけども。そして1番おすすめしないのはダントツでアイルランド!
しかしここで声を大にして言いたいのは、ワーホリ目線という事です。留学や旅行目線ではなく、あくまでワーホリ目線としてみたランキングなので、そこのところよろしくです。٩( ᐛ )
英語圏ワーホリおすすめ度★★★『オーストラリア』
ワーホリ先としても大人気なオーストラリアは、日本から近い・ビーチが多いなど以外にも理由があります。(そんなありきたりな理由を並べるほどタイは使えない奴じゃあありません。)
タイがオーストラリアを1番おすすめしたい最大の理由は、ビザの取得が簡単で、仕事や家探しが難しくないから。
このポイントはワーホリならではで、1番苦労する点。そこがスムーズに行くオーストラリアはワーホリ初心者には確実におすすめなんです!
英語力もまだまだ自信がないし、海外生活に慣れていない。何もかも初めての状態で、仕事やシェアハウスを見つけなければいけません。
言葉の壁がある状況で、職探し・家探しはとても大変になってくるのですが、オーストラリアの場合はどちらも比較的見つかりやすいです。
人それぞれなので「簡単に見つかるよ」とは言えませんが、3ヶ国の中で1番どちらも苦労せず見つかったのはオーストラリアでした。タイの最初の英語力で、苦労せずに済んだんですから、少し話せるよという方はもっと簡単だと思います。
オーストラリアにいた当時、タイの周りで家が見つからない人や職探しに困難している人を見た事がありません。
逆に言うと、オーストラリアでその2点に苦労した!と言う人は他の国ではやっていけないと言っても過言ではないくらい、初心者には適している国だと思います。
あとは住民登録のようなものをしなくてもいい、と言う点でも簡単と言えるでしょうね。住民登録必須の国ではそれが最初のステップになるので・・・
【オーストラリアをおすすめする理由】
- ビザを取るのが簡単
- 家探しが比較的簡単
- 職探しが簡単
- 車も比較的簡単に買えて、簡単に売れる
- 住民登録をしなくてもいい
- 銀行開設が比較的簡単
- 日本人が多いので何かと助けてもらえる
- 日本から近いので時差が少ない
- 日本からの直行便もあり、日本に帰国しやすい
- ファームで働くとビザが延長できる
言い出すときりが無いくらい、オーストラリアにはワーホリをしやすい理由がたくさんあります。生活費も思ったより高くありませんでしたし(給料が高いので)、日本人にとってすごく住みやすい!
ではデメリットをあげるとすると、タイから言えるのは、アジア人差別が多い!という悲しい現実。
メルボルンやシドニーなどの大きな都市はあまり聞きませんが、田舎はあるでしょう。もちろん人にもよるので何とも言えませんけど・・・
あとは海外デビューしたDQN日本人が結構いてウザい時があるって点ですかね。ほんのそれくらいです。٩( ᐛ )و
英語圏ワーホリおすすめ度★★☆『ニュージーランド』
大自然が美しいニュージーランドはオーストラリアのお隣さん。
オーストラリアのワーホリを終えた後、そのままハシゴする人が多いのですが、タイも行ってみてびっくり。これまたオーストラリアと似ているようで、また違うんです!
通過はニュージーランドドルを使うので、オーストラリアドルは使えないよ!
携帯もヨーロッパと違い、ニュージーランドのSIMカードを買って携帯番号を新調しなければいけません。そしてビザ取得の際に日本人の場合・健康診断が必須。
そんなニュージーランドをオーストラリアほどおすすめ出来ない最大の理由。それはワーホリの致命傷である、仕事探しが困難な点です。あちゃ〜٩( ᐛ )و
家探しもオーストラリアほど簡単ではなく、国が狭いせい?か色々と見つかりにくいです。そして物価はオーストラリアより高い。給料はオーストラリアより安く、物価はニュージーランドの方が高いという困ったちゃん。
スーパーで物価の高さは痛感しましたね〜野菜やフルーツも安くはないですよ。
きっとワーホリではなく、留学だったらもう少し好きになれたのかなと思うんですけど、タイはあんまり戻りたくない国です。(ニュージーランド大好きっていう人も多いですけどね)
英語力がそこそこある人におすすめなので、星2つ
昨日偶然ニュージーランドに住んでた!っていう友だちと出会い、ニュージーランドについて大盛り上がりしました。ドイツと比べ物にならないくらい良いよねって話はここだけの話。
英語圏ワーホリおすすめ度★☆☆『アイルランド』
この3ヶ国の中で初心者に1番おすすめ出来ない国・・・それがアイルランド。
もちろん理由は、何もかもが難しすぎる!という点。
すでに2ヶ国のワーホリを終えていた人間(えぇ私ですが)でも苦労したので、初めてのワーホリでは苦労する事間違いなし。
日本人が本当に少ない!ので英語が伸びると思って選ぶ人もいるらしいですが、留学エージェントによるとワーホリの半数が一年も経たない間にリタイアしてしまうらしいです・・・!
まず行ってすぐに降りかかる災難がGNIB外国人登録。
はてなブログの方で昔に描いてますので良かったら参考にして下さい↓
そして仕事探しの前にまた一難。申請するだけでもらえるTaxナンバー(オーストラリア)やIRD(ニュージーランド)とは違います。
そしてダブリンは家探しが超困難な事。ダブリンはヨーロッパで1番家賃が高い(ロンドンを抜いたとか)と言われていて、その上に家が見つからないからさぁ大変٩( ᐛ )و
人口に対して建物が追いついてない上に、家賃がクッソ高いので、いい物件は直ぐに埋まってしまいます。
家賃がここ数年で急に上がったので、街にはホームレスがたくさん・・・アイルランド政府は見て見ぬ振りで、国がえらい事に。
仕事面で言えば、オーストラリアやニュージーランドでは、ジャパレスと言えば日本人がバリバリ働いているイメージですが、ダブリンではジャパレスでも日本人が少ないです。
ジャパレスでも英語力はかなり求められるので、オーストラリアやニュージーランドのように「いざとなったらジャパレスに逃げればいい」が通用しません。
中には日本人だけを雇っているジャパレスもあるそうですが、上の2ヶ国に比べると全く状況が違う事だけは覚えておきましょう。
【初心者にアイルランドをおすすめしない理由】
- ワーホリビザは抽選で年間400人のみ
- 外国人登録GNIBが厄介
- PPSナンバー取得にも苦労する
- 家探しが困難
- 家賃がヨーロッパ1と言われるほど高い
- 仕事では英語力が求められる
- 日本人が基本的に少ないので困った時に助けてもらえない
- 日本からの直行便がないので直ぐに帰れない
英語に自信がある人にはおすすめ出来ますが、今回は国選びに迷っている人向けに記事を書いているので、こういう結果になりました。
ただ個人的にアイルランドは今までの英語圏の中で1番苦労したワーホリなので、1番達成感はあります!
でも3ヶ国目だからこそ色々対応出来て、くじけずに頑張れたんだと思うので、初心者の人がアイルランドにワーホリ行くという話を聞いた日には・・・全力で止めに行きたいと思いますね。
英語圏ワーホリおすすめ番外編「カナダ」
実はタイはカナダに行ったことはありませんが、話に聞く限りオーストラリアと並んでおすすめしたい国がカナダなんです。
行ったことないくせに何言ってんだよ!って思われるかもしれませんが、オーストラリアよりおすすめになるんじゃないか!?と思う根拠があって・・・
それはオーストラリアにワーホリ行った人に比べて、カナダにワーホリに行った人は英語がちゃんと喋れるイメージなんですよ。
オーストラリアで出会った日本人の人も、アイルランドで出会った人たちも、英語上手だねって言ったら「カナダにワーホリ行ってたから〜」って言うんです。
もちろん人にもよりますけど、タイがたっくさんの人に出会ってきた上での持論は、オーストラリアに行った人はワーホリを楽しみたい・海外生活(パーティーやら)に憧れがある!って人が多いイメージで、カナダ行った人は英語を勉強したい・留学経験がしたい、みたいな違いのニュアンスを感じるんですよね。
オーストラリアはビーチが多くて暖かい気候のせいもあってか、OZみたいにレイジーになっちゃうのかな、と。オーストラリアに行ったらマリファナとか急にやりだしたりする人多いし( ᐛ )
そして英語も、OZイングリッシュは世界でも有名な訛りの持ち主で、ちゃんとした英語を学びたい人は自然にアメリカ・イギリス・カナダっていう選択肢になるんじゃないかと。今思えば、留学エージェントに電話した時、第一声が「カナダはどうですか?」だったな〜。
実はタイもカナダにはニュージーランドの次に応募してたんですよ。
でも締め切りが終わってた事を知らなくて、イミグレから「今年分はもう終わってます」って連絡が来たのでアイルランドにしました。
そして2019年から海外からワーホリビザ申請出来なくなったから、ドイツに来たという・・・。だからカナダは未練残ってます!笑
英語の基礎を作る上で、最初の一年に選ぶのはカナダが最適なんじゃないかな?と思いますね。まぁ行ってないタイが言うのもなんですが٩( ᐛ )
初心者におすすめのワーホリ国まとめ
- ワーホリ初心者はやっぱり英語圏がおすすめ!
- ワーホリ初心者におすすめなのはオーストラリアかカナダ
- ニュージーランドは英語中級者におすすめ
- 入国してからの手続きが難しいアイルランドは英語初心者にはおすすめしない
なんども言いますが、あくまでワーホリ目線なので留学を考えている人はまた話が違ってきます。むしろ留学目線の人に対しては、そこまで仕事探しの心配をしなくていいと思うのでどこの国でも問題はないんじゃないかと思います。
それほどワーホリは過酷になる可能性を含めた一種の留学なので、国選びは慎重に・・・
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