ワーホリに行くと言っても、ビザをゲットして行ってしまえばこっちのもん!ではないんです。語学力問題・家探し・仕事探しとは別に、着いてからやるべき手続きが色々とあります!
ビザがおりた(入国の許可が出た)ところで所詮は外国からやって来た私たちは外国人扱いなんだな・・・まぁ当たり前やけど。
行くまでの準備やどうやって行くかは以前紹介しましたが、着いてからやるべき事を今回は紹介したいと思います。
アイルランド入国後の手続きは?
ワーホリってビザ取ったり保険入ったり、行く前にも色々準備があるけど、実は行ってからが大変!
全ての手続きが英語なのと、行く国からしたら私たちは外国人なので扱いが厳しいです。ビザを取ったからOK!ってわけじゃないんですね。
オーストラリアとニュージーランドはそんなに大変ではなかったけど、今いるアイルランドは超大変!ワーホリビザ取得もおそらく英語圏で1番大変かと思います。(イギリスは論外)
主にやらないといけないことは6点!これはタイだけに関わらず、アイルランドワーホリに来た人は全員しなければならないことです。
- 家探し
- 外国人登録(GNIB)
- 仕事探し
- PPSナンバー
- 税務署に登録(Revenue)
- 銀行口座開設
でもこれはあくまで2018年のタイがアイルランドにワーホリに行った時の例なので変わる可能性アリ。留学生だったり、他のビザの人も違うと思うので要注意。
アイルランド入国後の手続き①:まずは家探し
これは手続きというか、やらなければならないこと。
まず拠点を決めないとどうにもならないので、家探しは1番にすることと言ってもいいでしょう。それに、他の手続きをする際に住所証明が出来ることが条件になります。
中にはバッパー(大人数でのシェアルームに住む安いホステルでバックパッカーズと呼ぶ)を拠点に生活している人は家探しは簡単ですが、シェアハウスと比べたら値段がだいぶ高い上に、シェアハウスとは比べものにならないくらいの大人数で住むことになります。
じゃあ何でバッパーに住む人がいるのか?それはホステル扱いなので、ホテルと一緒で1日〜予約できるから。後は移動を度々する人はバッパーに住むと手続きが楽だからっていうのが理由。
特にオーストラリアはファームで働いてる期間だけバッパーに住むって人が多いよ。
シェアハウスだと何ヶ月単位契約なので、一気にお金を払わないといけないのと、ボンドが発生しますが、バッパーはボンド(敷金みたいなもの)なし。
緊急で宿が必要な人、目先のお金しかない人、短期で住めるところを探している人には便利だと思います。タイは、友だちの結婚式で2泊だけ泊まりましたが、11人部屋で、二段ベッドの上でした。
アイルランド入国後の手続き②:3ヶ月以内に外国人登録!
アイルランド人orEU加盟国じゃない外国人は、アイルランドに入った3ヶ月以内に外国人登録をしなければなりません。GNIBといい、Garda National Immigration Bureauの略です。
これに登録していないと、1年間の入国を許可されたワーホリビザを持っているにも関わらず、90日以上の滞在は認められていないことになっているんです。
どうやって登録するのか、なんですが、これが問題。以前は朝から並んで登録に行っていたそうですが、これも近年ネット予約に変わりました。
この上記サイトで予約を取るんですけど、予約が取れない事態が発生。
タイもアイルランドに来る前に散々調べていたので知っていましたが、ここまで予約が取れないとは・・・。
予約が取れたらオフィスへ行って手続きをします。
- パスポート
- 住所証明のレター
- 手数料(€300)
手数料€300って高いね・・・
クレジットカード対応してて良かった!
アイルランド入国後の手続き③:いよいよ仕事探し!
仕事探しはワーホリでは必須!しかしネットに書いてある通り、アイルランドでの仕事探しは簡単ではありません。
特にオーストラリアやカナダのワーホリ後にアイルランドに来た人はそのギャップにびっくりするだろうな。
この仕事探しがなぜ難しいのかというと、アイルランド独特のシステム「PPSナンバー」が大きく関わってきます。何故なら、PPSナンバーを取得するにはまずは仕事を見つけなければならないからです。
アイルランド入国後の手続き④:PPSナンバー取得
アイルランドで働く人はみんなこのPPSナンバーを取得しなければなりません。PPSナンバーとは、アイルランドの社会保障ナンバーのことです。
まずは仕事を見つけて、雇い主からジョブレターを貰います。そしてMy WelfareというサイトでPPSナンバー取得の際の予約を取る。
一見何も難しくないように思えますが、このPPSナンバーが厄介なんです・・・!!!
アイルランド入国後の手続き⑤:税務署(Revenue)に登録
PPSナンバーが申請できたら次はレベニューに登録。このレベニューに登録する作業が銀行口座開設の際に必要になります。
なぜかと言うと、銀行口座開設の際に住所証明が必要で、家を契約した際にオーナーからもらう紙では証明にならないんです!
実際にタイが銀行口座を作りに銀行に行った際に係員のお姉さんに言われたこと。
銀行口座を作りたいのね。レベニューには登録した?その紙を見せてもらえないと銀行口座は作れないのよ
しかしタイはその時まだ仕事が見つかっていなかったので、レベニューに登録しておらず、代わりに持ってきた家のオーナーからもらった住所証明の紙を見せました。
Davidって誰?(笑)あぁオーナーなのね。ふ〜ん、でもこの紙切れじゃ証明にならないのよ。レベニューに登録した時の紙が必要なのよ。次回持って来てくれたら開設案内してあげる。
レベニューに登録すると、仮パスワードが書かれた紙が送られてくるのでそれを持ってレベニュー のオフィスへ行かなければなりません。
そしてオフィスで手続きが完了すると、また家に登録完了のレターが送られてくるようなので、それでやっと住所証明に代わりになるようです。
アイルランド入国後の手続き⑥:アイルランドで銀行口座開設
ここまで来てやっと、銀行口座開設にたどり着けます!
銀行口座開設に必要な書類はこちら!
- レベニュー登録のプリントアウトした紙
- パスポート
今の所2つだけ必要という情報しか入ってないので、違ったらまた付け足します。
場所によって当日やってくれる所があったり、予約しないとやってくれないところもあるみたい。
とりあえず家の近所の銀行を回ってみましょう!
アイルランド入国後の手続きは順番通りじゃないと出来ない?
①〜⑥は数字順に従って進めていけば手続きを終わらせることができます。逆に言えば、順番通りに進めて行かないと終わりません!
1つ1つ、時間が予約制だったり、手紙を待たなければいけないので、時間がかかります。人によっては全部終えるのに2ヶ月かかった人もいるとか・・・
もしタイが何か間違っていたら知らせてください!コメントでも、お問い合わせからでも構いません。
オーストラリアやニュージーランドの場合はどうだった?
タイがオーストラリア・ニュージーランドに行った時に必要だった手続きもついでにまとめてみましたので参考になればと思います。
オーストラリア入国後に必要な手続き
オーストラリアに入国後に必要な手続きはコレだけ。
- タックスファイルナンバー
タイが働いたレストラン・カフェはどっちもキャッシュジョブでした。どっちもちゃんとしたお店でしたけどね。
店側も賢いので、いかに払う額を少なくするかを考えているのです。タイはタイレストランでは$14、カフェでは$13スタートで最高$17まで上がって行きましたが、ヘッドシェフで$17だったら安いですよね。
当時の最低時給が$17.70でしたからね。
そしてキャッシュジョブならタックスファイルナンバーは関係ないので、最悪持ってなくてもいくらでも働けます。
申請はアイルランドと違って超簡単で、タイは学校から申請しました。
紙に記入して、オフィスに送るだけ。オフィスに出向く必要も、順番を待つ必要もありません。その後、手紙が自宅に送られて来て登録完了!
なのでオーストラリアの場合は必要手続き、ほぼなし!
銀行を開く時も、携帯を買う時もパスポートを持っていくだけで良かったので、タックスナンバーがなくても事が進みます。
ちなみにドイツは銀行を開く時も、携帯を買う時も、住民登録は必須になります。
ニュージーランド入国後に必要な手続き
ニュージーランド入国後に必要な手続きはこちら!
- IRDナンバー
あ、言い忘れましたが、キャッシュジョブってほとんどアジア系の店なんですよ。だから比較的にキャッシュジョブの餌食になるのはアジア人ばっかり。
そしてIRDナンバーの取得も簡単。ネットで手続きが出来ます。オフィスに行く必要なし。
まずこのサイトで登録して、
申請書をプリントアウトして必要事項を記入、それを送るだけ。
タイの場合は、PostOfficeに行って申請書をもらいました。
記入の際の注意点は、2017年から日本のマイナンバーが必要になりましたので番号を控えておいてください!提出はしなくて良かったですが、番号記入欄があって、空白だと指摘されます。
IRDナンバー取得の際に必要な書類↓
- 記入後の申請書
- パスポート
- 住所証明
- 銀行からのレター
- ビザ
- 日本のマイナンバー
こちらが申請の際に必要なものです。
意外にめんどくさそうですが、アイルランドに比べたら簡単すぎました。要は家が決まっていれば、銀行口座も先に作れるし、日本のマイナンバーなんて番号控えておけばいいだけ。
ついでにドイツも!ドイツ入国後にやるべき手続きは?
このブログを書いたのははてなブログで2018年なので、ドイツ版を付け加えたいと思います!
ドイツ入国後にやるべき事はズバリ住民登録!
ドイツのワーホリの場合、住民登録が出来ないと現地でワーホリビザを申請することが出来ないので要注意!
ドイツでは携帯を契約するのも、銀行口座を開くのも、住民登録の証明が必要になります。なのでドイツで生活しようと思うと、まずは家探しをして、住民登録をしないと何も前に進みません。
でもアイルランドと比べるとドイツはかなり楽な方だと、この記事をもう一度読み返して気がつきました・・・!
逆に言えば住民登録さえ終わってしまえば、後は楽です。ドイツは色々時間がかかりますが・・・
アイルランドの入国後にやる手続き まとめ
- アイルランドワーホリでやるべき手続きは6点
- 順番通りにやっていかないと出来ない仕組み
- 全部終わらせるのに2ヶ月かかる人もいる
- オーストラリアとニュージーランドは簡単すぎる手続き
- ドイツは住民登録がカギ
タイが知っている情報を出来るだけ詰め込みました。今思えば、アイルランドワーホリ時代にこれだけめんどくさい手続きを終えたのかと思うと、自分頑張ったなぁと思います。
特にオーストラリア⇨ニュージーランド⇨アイルランドって順番に来ているからめっちゃめんどくさく感じました!
コメント