この旅行記も2020年の3月にはてなブログで書いたものだよ。
コロナウイルスの脅威で世界が一時停止していますね・・・ドイツも国境が閉鎖になり、ベルリンでも学校やお店が閉まって、事実上国が停止している状態です。
今からが旅行の良いシーズンなのに・・・と悔しい思いもあるけれど、この状態が一生続くわけではないので、今だからこそ出来ることを楽しもうと思います٩( ᐛ )و
でもラッキーな事にタイはこうなる少し前の2月の末に、ダブリンに住んでた時の友人たちとアムステルダムで現地集合&旅行してきました!
今考えたらコロナの脅威がヨーロッパに来る前だったのでラッキーな時期に行ったな・・・と痛感。。
ダブリン時代の友人たちと感動の再会!in アムステルダム
一年前、当時働いていたレストランの同僚・アイリッシュのデボラ・オランダ人のメレル、そしてあのクレイジーマネージャーだったロシア人のアイヴァンの3人とアムステルダムで再会してきました!
タイはビザが切れたのでドイツに渡り、オランダ人のメレルはオランダに帰国、アイリッシュのデボラとクレイジーアイヴァンはダブリンに住んでいるため、別れてから約1年を経ての再会。あれからまだ1年しか経ってないと思うと変な感じ。
いやーあの時はいろんなドラマがありましたよ、ほんとに。涙あり、笑いあり、怒りあり…特にマネージャーだったアイヴァンとは大衝突しまくり。でも今は大ゲンカしてからの大の仲良し!
当時は大嫌いで、まさか旅行に行く仲になっているなんて誰が想像できただろう・・・いや〜人生って何があるか分からないものですね。
アムステルダムってどこの都市?
アムステルダムはドイツのお隣・オランダの首都。
地図で見るとドイツってでっかいですね〜オランダが小さいのかな。(ちなみに日本はドイツより大きいですよ)
オランダにはもちろん初めて行ったんですけど、感動の嵐でした!
何でかというと、タイはドイツに今住んでいるので、比べどころ満載!
国としては全く違う国なんですが、ドイツ語とオランダ語が少し似ているので国もちょっと似てるのかな?と思っていましたが、全く違った。オランダの人、すみません。
オランダの通貨や物価は?
オランダの通貨はドイツと同じくユーロ。物価は他のヨーロッパの国と比べると割高だと感じました。と言ってもダブリンほどじゃなく、ベルリンほど安くない、って感じ。
でもアムステルダムの観光地ど真ん中エリアはやっぱり高め。
オランダの言語は何?英語は通じる?
オランダの共通語はオランダ語。でもオランダ人のメレルからも聞いていましたがオランダ人は英語が得意!
なんでも小さい頃から英語に触れる機会が多く、テレビでも多くの英語の放送を観ることが出来るので英語に慣れているんだとか。
アムステルダムの街中ではレストランに入れば英語で挨拶してくれるくらい英語が一般的に通じましたよ。
オランダ語で「こんにちは」は「Hallo」、「ありがとう」は「Dank je wel(ダンキュウェル)」 ドイツ語と似てる!
アムステルダムは美しい街!そして感じが良い。
アムステルダムは一言で言うと、美しい!!!街がすごく綺麗でびっくりしました。もちろん建物がヨーロッパの街並みで綺麗っていう理由もあるんですけど、ゴミとか落書きのレベルがベルリンとは桁違い!!
ベルリンがどんだけ汚いんだよって話。
日本って世界一綺麗な国ってよく聞くんですが、ほんとかよ。ってくらい綺麗でした。
そして人の感じが良い!お店に入った時、笑顔で「Hallo〜(オランダ語のハロー)って言われた時、ベルリンの無愛想さに慣れてしまっていたタイはびっくり。これよ、これ。お店に入った時はこうでなくっちゃ。
タイたちがアムステルダムで巡った観光地
今回は観光というより友だちとの再会目的だったので、観光という観光はしていませんが、街ブラはたっぷりしてきました。観光地をいつもハショるタイにとって街ブラは貴重!
これは1人旅ではしないことだったのでかなり楽しめました。
東京駅のモデル!「アムステルダム中央駅」
現地集合での待ち合わせがアムステルダム中央駅。ダブリンから来ていたアイリッシュのデボラとアイヴァンは、早く着いていたので駅近のパブで飲んでいて、集合した時には既にベロベロ。笑
赤レンガが美しいアムステルダム中央駅は東京駅のモデルになったらしいよ。
水上ハウス!?アムステルダム名物「ハウスボート」
オランダは運河の街。世界2次大戦後の混乱と人口増加で自宅供給が追いつかず、運河の上に家を建てるハウスボートが普及していき、現在ではアムステルダムの街を歩くと運河に浮かぶハウスボートを見ることが出来ます。
タイはオーストラリア・ニュージーランドで車の中で生活をしていたこともあり、こういった変わった住宅に興味津々!運河沿いで1人でテンションアゲアゲでした。
アムステルダムの中心地!「ダム広場」
この広場には王宮や教会・国立モニュメントがあり、真冬にも関わらず写真を撮影をする観光客で賑わっていました。De Bijenkorfというアムステルダム最大の規模を誇る老舗の百貨店もあります。
中央駅同様赤レンガが美しい「アムステルダム国立美術館」
タイたちは美術館の中には入っていませんが、辺りをウロウロ。外観だけでも見応えがあるくらい建物が美しい!
この美術館の近くで路上パフォーマンスをしている集団がいて、バイオリンやチェロの演奏を聴くことが出来ました。かなりレベルが高く、みんなで聞いていて思わずチップをはずんでしまいました。
【アムステルダム国立美術館基本情報】
休館日:なし
開館時間:9:00〜17:00
住所:Museumstraat 1,1071 CJ Amsterdam
入館料:€17.50
今思えば観光しないで飲んでばっかだったわ・・・。
アムステルダムで訪れたレストランはここ!
ユートレヒではオランダ人Mの自宅にて夕食を食べたのでレストランには行ってませんが、アムステルダムではレストランとカフェで外食。
残念ながらオランダにはこれといってオランダ料理はないそうで、チーズとパンというシンプルな名物しかないそう。
シリアレストラン「Sham Restaurant」
初めてシリア料理をオランダで食べることになるとは。でも逆に食べたことがなかったので良い経験になりました!ここは観光地という事もあり、ちょっとお高め。
何を頼んで良いか分からなかったので、シェア出来るメニューがあるか尋ねると、シェア出来るコースらしきものがあるとの事。アイリッシュのデボラはベジタリアンなので、ベジタリアンメニューもコースの中に入っている事を確認し、2人前€36のコースを2つ注文しました。
サラダ、フムス(ひよこ豆のペースト)、違う種類のフムス、チーズの揚げ物が登場。
するとここで事件発生。
実はもうこの時点でクレイジーアイヴァンとアイリッシュのデボラはベロベロだったんですけど、クレイジーアイヴァン、来たばかりのワイングラスをパリーン。
タイとオランダ人メレルは「おいおい、、、」と頭を抱えていると、掃除しに来たウェイターに「良いワインを持ってきて!」と。これが後で地獄をみるとはこの時は思っていなかったタイたち・・・
コースこれだけ?と思っていたら、第二弾が当時。どーん
肉類&米類がやってきました。野菜類だけなはずがない・・・と踏んでいましたが、ここまでの肉類が来るとは全く予想もしていなかったタイたち、絶句。
すでにもうお腹は八分目でしたからね٩( ᐛ )
そして恐怖のお会計時。レシートを受け取ったタイたちは仰天。
なんと合計金額、4人で€200超え!!!
2人前€36のコースを2つ(4人前で€72)しか頼んでないのにどうやったら1人€50の計算になるの!?とレシートを確認すると・・・ワインボトル€42の文字が・・・
タイたちの頭の中に、クレイジーアイヴァンがワイングラスを割った際に「良いワインを持ってきて!」と放った一言がよぎる・・・
そう、彼が頼んだワインが1本€42もするワインだったんです!
その他にもボトルを頼む前に1杯ずつビールを頼んでいたのと、クレイジーアイヴァンはすでにワイン1杯を無駄にしてるのでその金額になったんでしょうね・・・。
べロッベろのクレイジーアイヴァンとアイリッシュデボラを除いた、オランダ人のメレルとタイは顔を見合わせて失笑。
この瞬間、久々にアイヴァンに殺意が湧いたよね。
少しお高めですがタイたちのように1本€42もするワインを頼む人がいない限り、そこまで高くはならないのでご安心を。笑
ブランチにおすすめ!「Madam Pancake」
アイリッシュのデボラリクエストで、翌日のブランチで訪れたのはパンケーキカフェ。
残念ながらダッチ(オランダ)パンケーキではありませんでしたが、パンケーキの種類が豊富。トッピングも選べて何にしようか迷ってしまいました。
タイはチョコレート以外の甘いものが苦手で、パンケーキとかクレープ屋さんに行った時に絶対に甘いものを注文しないんです。多分お金払ってもらったとしても食べない。( ᐛ )なので最初からSavory(しょっぱい系)のページにジャンプ。
ブランチにぴったりのハムとエッグの組み合わせを選択。
日本のパンケーキにしては小さめのサイズでしたが、3枚重ねなので満足。美味しかったです。値段は大体€10くらいだったかな?
アムステルダムからユトレヒトに移動!
オランダ人のメレルはアムステルダムではなく隣町のユトレヒト在住。
ユトレヒトはアムステルダムから30分ほどで行けちゃうオランダで第4の都市で、日本でも人気のミッフィーちゃんの作者の出身地。アムステルダム中央駅から電車1本で行けるので便利でしたよ。片道€9ほどだったかな、確か。
オランダ人のメレルが住んでいるということでみんなで移動しましたが、ここでもこれといって観光はしていません。笑
アムステルダム旅行で起こったハプニング
オーストリア旅行記を読んでいただいた方は知ってると思いますが、オーストリアに行く前にやらかして、飛行機・電車代を無駄にしてるんですね、私。
まぁ帰りも飛行機逃しかけたけどね・・・
しかし今回は同じ過ちは繰り返すまい!と3時間も前に家を出発して、準備万端で空港へ無事到着しました。ゲート付近でゆっくりしながら「今回はバッチリ。これで飛行機逃しようがない!大魔王め(NANA風)参ったか!」と余裕ブッこいてたんですよ。
すると、ゲート前に並び始めた直後に飛行機が30分延期のお知らせがアナウンスで流れたんですね。「悪あがきしとるわ、大魔王め(NANA風)」と鼻で笑っていたら、その後のアナウンス、「悪天候のため、飛行機がキャンセルになりました」ですって。
・・・・・・飛行機キャンセル?って言った?今?
と耳を疑いながら、辺りを見渡すと大パニック。ゲート前のカウンターに抗議の大行列。
でもここで慌てない、タイ。なんていうか、知ってた。って感じ。絶対大魔王(NANA風)なんか仕掛けてくると思ったから。
空港まで約45分のバスの道のりと片道€3.60ムダにしたな〜と変に冷静だったタイ。人間慣れって怖いですね。
アムステルダム旅行まとめ
- アムステルダムの物価は少し高め
- オランダ人は一見怖そうに見えるけどフレンドリーな人が多い
- オランダでは難なく英語が通じる
2月の末という超寒い真冬に行ったのでオランダ名物のチューリップや花は見れませんでしたが、ドイツと違った人の温かみに感動。(ドイツ人をディスってるわけじゃないよ)
タイは個人的にオランダが今までヨーロッパで旅行した中で1番好きです!花が咲くシーズンの5月くらいにまた来たいな〜と思っていましたがコロナの影響でどうなるのやら・・・一刻も早く日常が戻ってくることを願って、今はひたすら家にこもります。
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