ワーキングホリデーって日本ではまだまだ馴染みがないもので、今の時代だからこそ聞くことも多くなってきましたが、その実態を知らない人がまだまだ多いと思います。タイも行く前は全くと言っていいくらい知らなかったですからね。
そんな人たちの為に、今回は基本的なワーキングホリデーについて書いていきたいと思います!
そもそもビザとは?ワーキングホリデーって何?
本来、自分が生まれた国以外で暮らすにあたり「ビザ」が必ず必要になります。それは世界中どこでも同じで、ビザがないと3ヶ月以上の滞在は出来ません。ビザとは、外国人が外国に滞在する為の国からの許可書の事です。
暮らす定義は旅行のような短期間ではなくて、あくまで3ヶ月以上の事で、旅行のような短期滞在であればビザなしでの滞在が可能な国もあります。ビザなしで行ける国はパスポートによって違い、信頼度が高いパスポートを持っていると旅行に行く際に便利。
そして日本は信頼度が高いパスポートランキングで世界一!なので、日本人は他の国に比べて旅行しやすいんですね〜。ちなみに日本のパスポートは191ヶ国もビザなしで旅行出来ちゃいます٩( ᐛ )و
でも3ヶ月以上の長期滞在となると話は別。日本のパスポートだろうがビザを取得しなければなりません。そしてビザを申請する際に、長期滞在の理由によって取得するビザの種類が変わってきます。
その国によって色んな種類のビザが存在しますが、基本的には「勉強」「就労」「結婚」の3つに当てはまるんじゃないかと思います。
ビザの種類によって出来る事と出来ない事が違い、例えば勉強を目的とした長期滞在であれば、「Student Visa」に分類され、あくまで勉強が目的のビザの為、週に20時間までしかアルバイトは出来ません。
そしてワーキングホリデーとは特定の国で取得出来るビザの一種で、1年間の長期滞在が許され、基本的に週40時間まで働く事が許されています。しかもワーキングホリデービザの場合、その間4ヶ月までの学校に通う事も許可されていて、働いてもいいし、旅行してもいいし、学校に通うことまで出来る、自由な1年間を与えられたフリーダムビザなんです!
ワーキングホリデーに行けるのはどの国?
ワーキングホリデービザの魅力はもう分かってもらえたと思いますが、じゃあワーキングホリデーに行くにはどうしたらいいのか?
まずは国選びから!
というのも、ワーキングホリデーは世界のどこでも行けるわけじゃなくて、日本とワーキングホリデー協定を結んだ国のみ行ける事になっています。ワーキングホリデー協定を結んだ国とはエクスチェンジになっていて、日本人がワーキングホリデーに行ける国は、向こうの人たちも日本でワーキングホリデー出来ちゃうというわけ。
ワーキングホリデー協定とは、1980年にオーストラリアと日本の間で初めて結ばれてから、今では26ヶ国もあるらしく、その26ヶ国ならどこでも行けます。(国によって条件あり)
しかし注意点は、ワーキングホリデービザを取得する事が出来るのは各国につき1度までという点!今の所、オーストラリアのみ2年目に延長出来る制度が設けられていますが、基本的には 1度ワーキングホリデーとして行ったその国には、もう2度とワーキングホリデーが出来ない仕組みになっています。
その国に旅行や留学として再度行くことは出来ますが、ワーキングホリデーが出来るのは一度きりなので、後悔しない為にも、本当に行きたい国なのかどうか、国選びは慎重に!
ワーキングホリデーにはどんな人が行けるの?条件は?
ワーキングホリデーに行ける条件は、国によって違います。が、共通している事が1つ・・・それは年齢制限があるって事。基本的に18〜31歳までしか行けません。そう、年齢が過ぎたら、行けません。これが俗に言う「今しか出来ないから」ってやつですね〜( ᐛ )
どんなにお金を積んでも、泣いても怒っても、31歳までしか行けません。留学や旅行はもちろん行けますが、ワーキングホリデーのビザがもらえるのは31歳まで。31歳を過ぎて外国に行きたいなら、基本的に留学・就労・旅行と言う選択肢になります。
どれくらいの費用がかかるのか?留学とはどう違うのか?
上記でも言いましたが、留学はあくまで「勉強」するために外国への滞在が認められているケースなので、働ける時間が週に20時間と限られています。なので相当お金を貯めていくか、親からの仕送りをもらう事で生活費を賄う事に。
そして学校へ行っていることが条件なので、学校へ行かなければならない。と言うことは、当然、学費が発生してくる。そう、留学とは莫大なお金がかかります。
でもワーキングホリデーは「外国での生活」に視点をおいている為、フルタイムでの勤務ができる。自分で働きながら生計を立てて行けます。学校は最低限の語学力を身につけたい人の為に4ヶ月まで通えるようになっていて、語学に自信がある人は学校へ行かなくてもいいので学費を払う必要なし。
ワーキングホリデーと留学の大きな違いとはビザの種類と、かかるお金の違いです。
ワーキングホリデーについてまとめ
- ワーキングホリデーとは18〜31歳までの年齢制限があり、自分次第の超自由な1年を許可されたビザ
- 日本人がワーキングホリデーに行ける国は26ヶ国
- ワーキングホリデーに行けるのは1ヶ国につき1度きり
- 留学との大きな違いはビザの種類とかかるお金
ざっくりですが今回はワーキングホリデーの基本的な事、ビザの違いやらを説明しました。タイも海外に行くまではビザって何?っていうレベルだったので、今となってはそれを知らずしてよく海外旅行行ってたな〜と( ᐛ )
これからはてなブログで過去4年間に書いた記事を編集しつつ、ワードプレスの方でも載せていこうと思うのでワーキングホリデーについて知りたい人の参考になったら嬉しいです。
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