ベルリンでWG生活!シェアメイトとのバトルで大号泣!

Working Holiday

現在ベルリンでWGに暮らして約1年と9ヶ月が経ちます。ベルリンに住んでいる人ならベルリンは家探しが超困難!な事はもうお分かりかと思いますが、今から住もうと思っている人も噂には聞いている事でしょう・・・めちゃめちゃ大変です!

もちろん運とタイミングにもよりますし、根気強く頑張っていればいつかは見つかります。が、ベルリンは競争率が半端じゃない。そして無事見つかった後もルームメイトとの問題があったりで、なかなか安定した住居探しは難しかったり。家探しは本当に精神的にきますよね・・・

 

今回はタイのベルリンでの日常生活におけるルームメイトとのエピソードについてのお話。

 

ドイツではWGに住むのが一般的!

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ドイツではWG(ヴェーゲー)と言って、誰かとフラットをシェアして住むのが一般的。家賃が安く済むのと、競争率が激しい為、比較的簡単に部屋が借りられるWGスタイルで多くの若者が部屋を借りていると言われています。

 

ドイツで1番有名なWGサイトがこちら⬇︎

www.wg-gesucht.de

ここで多くの人が部屋を探したり、ルームメイトを募集したりしてます。ドイツ語だけでなく英語にも対応してくれているので有難い◎

 

Thai
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英語版のリンクを貼っといたよ。

 

ベルリンで家探しにかかった期間は?

タイは比較的早く部屋が見つかった方で、部屋を探し始めてから1週間〜2週間くらい

Thai
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もちろん上記のWGサイトで部屋を見つけました!

 

MixBでも探していましたが、投稿が少ない上に家賃が高めなので見つけることは無理でした。

 

住んでいるエリア・家賃はいくら?

部屋探しをしている時はベルリンに来たばっかりだったので、土地勘も全くなく、部屋を見つけるだけで精一杯。

とりあえず当時滞在していた場所のTempellhofから近いエリアで探していました。そして運よく見つかった場所は、今人気急上昇中のノイケルンエリア!

 

しかしノイケルンエリアは治安があまり良くないとの噂もあるそうなので、最初は不安でした。が、住んでみて思いましたが、そんな事は全くなく。

ただ近所はトルコ系やアラブ系などの移民だらけなので、たまにおじさんとか怪しそうな感じもなくはないですけど、関西人ってこういう時強いなぁと。

大阪とかと比べたらむしろ普通?と思えるくらいになりました。

 

Thai
Thai

駅から徒歩3分の距離で家賃は€450!

 

当時のフラットメイトは何人?国籍は?

タイは当時、スペイン人男性と2人でマンションをシェアして暮らしていました。

 

Thai
Thai

びっくりした人もいるんじゃないかなと思います。マンションで彼氏でもない男と2人暮らしって!ってね。

元ルームメイトのChad氏
元ルームメイトのChad氏

ちなみに俺はその時に一緒に住んでた猫だよ。

Thai
Thai

何で彼氏でもない見ず知らずの男と一緒に住むことになったのかというと、そこには理由がありました。

 

 

ちょっとした勘違いから、部屋をゲット出来た経緯

タイがWGサイトで部屋を探していた時、ドイツ人のルイーサという女の子がフラットメイト募集!と載せていたのを発見して、すぐさまメッセージを送ったんです。

次の日くらいに返事が来て、 内見に行くことになりました。

 

到着して、緊張しながらピンポンを押すと、何と出てきたのは男性。

 

Thai
Thai

・・・あれ?部屋間違えた?

 

一瞬本当に部屋を間違えたかと思い、リアルに表札二度見しました。

するとその後ろから猫を抱っこしたルイーサちゃん登場。

元ルームメイトのChad氏
元ルームメイトのChad氏

その猫、俺ね。

Thai
Thai

なんやルイーサちゃんの彼氏か。びっくりしたやん!

ホッと一息つき、リビングに招待され、挨拶したり自己紹介開始。そしてしばらく話した後、タイは会話の流れから異変に気がつきました。

 

Thai
Thai

なんと、フラットメイトを探していたのはルイーサちゃんではなく、あのドアを開けた男性だったんです!!!

聞くところによると、2人は元カップルで最近別れたのでルイーサちゃんが出て行く事となり、自分の代わりに住んでくれる人を探していたんだとか。

 

今となっては、タイが早とちりしたのか、彼女が募集をかけていた時点で曖昧だったのかは不明ですが、こんな勘違いコントのようなエピソードがあり、 タイは内見に来てしまっていたのでした。

 

家探しをしている段階でも、男性がフラットメイトを探している物件には絶対いかないようにしていたので、まさかこんな事になるとは・・・と驚きましたが、とりあえず2人で話をして、マンションを後にしました。

 

帰ってしばらくすると、ルイーサちゃんの彼から連絡が来て、「フィーリングが合ったから、タイとは良いフラットメイトになれそうだと思った。君が良ければ、僕は君を選ぶよ!」との事。

 

ベルリンは家探しが大変な上に、内見にせっかく行けても、たくさんの人の中から選ばれなければなりません。

しかしラッキーな事に、今回は向こうから是非タイを選びたいとの事。

男性と2人暮らしをするのに少し抵抗はありましたが、このチャンスを逃すのは勿体無い!と思い、引っ越す事に決めたのでした。

 

 

男女2人での共同生活は実際どう?

共同生活が上手くいくのってやっぱり相性もあると思うんですけど、 1番大切な事は相手を思いやる事。どんなに仲が良くても他人である以上、お互いを尊重しなければ当然上手くいきません。それは相手が外国人でも同じ。

 

ドラマとかで描かれているような、「男女2人で暮らしたら恋に落ちるんじゃないの?」っていう考えは本当に甘い!٩( ᐛ )و

 

タイも最初は友だちとかに言われまくりましたが、タイに全くその気はなく。

タイが遠距離の彼氏と別れた際も、お互いシングルの期間もあり、向こうはちょっとその気っぽかったですけど、タイは断じてない!と思っていました。だってラテン系の女癖の悪さを知っているから。

 

どんなにイケメンでも、タイはラテン系に恋に落ちる事はありません。これは差別とかではなく、彼らの恋愛観が日本人とは違いすぎる事を知っているから。最後に泣くのは自分だという事を知っているので火遊びはしません。

 

Thai
Thai

・・・話が逸れましたが、男女で住んでいるからといって恋に落ちる確率は高くありませんよって事ね。

 

むしろ向こうが、女の子連れ込みまくってました。

 

 

正反対な性格のスペイン人と日本人!

タイは今まで4ヶ国で暮らしてきましたが、いずれも2人以上のシェアハウスだったので見知らぬ人と2人きりで暮らした経験はなく、今回それがよりによって今まで苦い経験がありまくるスペイン人と。

 

それに当時、長年付き合っていたパートナーと遠距離(奴はそのままアイルランドに残りました)だったので、彼氏がいる上で違う男性とマンションで2人暮らしをするという、日本だったら考えられない状況でした。

でもベルリンではそんな事言ってられないくらい部屋探しが難しいので、住むことを決めましたが。

 

Thai
Thai

ドイツ人のくせにアイルランドに残る選択をした元彼が悪い。遠距離を提案してきたのも向こうだったしね。

しかし問題は大きな文化の違い!スペイン人はとにかく明るくてお祭りが大好き!しかし裏を返せば、最強にうるさい。そして厄介なのが、自分たちがうるさくする上ではお構いなしで、相手がうるさくするのにはイチイチいちゃもんつけてくるからたちが悪い!

 

例えば自分が酔っ払って帰ってきたときは、ものすごくうるさいくせに、タイが仕事から帰ってきた時の些細な音にクレームをつけてくる。

 

騒音問題は彼とタイの中でかなりの確率でバトルの中心でした。

 

スペイン人との大バトルの内容!号泣回数は過去2回

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彼は基本的に悪い人ではなく、むしろ友だちとしては良い奴なので仲良くはやっています。しかし一緒に住んでいたらバトルは付き物で、タイと彼の大バトルは過去2回、小バトルは数え切れないほど!

 

Thai
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大バトルの末、タイは大号泣!

 

号泣第1回目のバトル「仕事後のシャワー事件」

これは一生忘れないと思います。もう彼とは住めない!そう思ったキッカケの1つ、「シャワー事件」 。

 

彼は小学校の教師、タイはアジアン焼肉レストランで働いています。彼は朝早くから仕事へ行き、早い時には12時にはもう帰ってくる生活で、タイは早くても11時出勤〜、遅い時は夜中1時に帰宅する日々。そう、生活リズムが全く違うんです。

 

タイが帰ってくる時間に彼は寝ている時もあり、彼から「帰ってくる時の音で目が覚めた。」や「もうちょっと静かに帰ってきてくれ」などの細か〜いクレームを度々言われていました。(前提で言いますが、タイがうるさいという事ではなく、彼が他人の音に対して敏感すぎる)

 

時には帰ってきて玄関で猫にヒソヒソ声で話しかけていたら部屋から「こっちは寝ようとしてるんだ!うるさい!」と怒鳴られた事もありました。

元ルームメイトのChad氏
元ルームメイトのChad氏

タイはただスリッパに座っていた俺をどかそうとして話しかけただけだったよね。

そういった日々の細かいグチグチが積もり重なっていた時でした。住んで1週間ほど経ったある日、彼から急に「シャワーの音がうるさくて目が覚めた。仕事後にシャワーを浴びるのやめてくれない?」との一言!

 

Thai
Thai

はぁ!?!?こっちは汗だくで働いて、焼肉の煙の臭いもすごい中、そのままベッドに寝ろと?

 

っていうか、わざとその時間にしかシャワーを浴びないんじゃなくて、仕事だから仕方がないのにそれに対してのクレームはお門違い。

しかもこっちも夜遅いの分かってて、めちゃめちゃ気を使って、静かにシャワー浴びていたにも関わらずのクレーム。その旨を伝えるも、不服な感じなので、今までの我慢が爆発。

 

Thai
Thai

本当にそれは無理!焼肉屋ってどれくらい臭いか知ってる!?しかもこっちも同じだけの家賃を払っているのに、いつもそっちの生活リズムに合わせなきゃいけないなんて理不尽すぎる!そんなに言うならもうアンタとは住めない!!!

 

とブチ切れると、向こうも「なら出て行けばいいじゃないか!」と反撃してきたので、怒りのあまり大号泣。

 

Thai
Thai

本当にフェアじゃない。ここはアンタの名前で借りられているアパートで、私は1部屋を借りているだけだから何のパワーもない。アンタはルールを作れるけど、私は自分の生活リズムすら認めてもらえないなんて!

 

女の子を号泣させてしまった後ろめたさからなのか、彼は急に我に返り、「ごめん、ごめん」となだめてきました。

タイはすぐに出勤時間になったので、この時バトルは持ち越して別の日に話し合いをし、今までタイが思っていた事を伝え、いかに彼の一言がパワーがあるかを分かってもらいました。

 

と言うのも、スペイン人とタイのWG状態は、マンション自体彼の名義で借りているものなので法的にタイの立場はかなり弱いものになり、彼はタイを追い出すことも可能。

なのでタイが今まで彼に反論しなかった理由は、追い出されることを恐れたため。この住宅難のベルリンで家がなくなるのは最悪の状態なので、それだけは避けたかったんです。

 

しかし流石に「〇〇時以降の〇〇は禁止」的なルールにまで発展していったのでタイは爆発してしまいました。

 

話し合いでは、彼に「そっちにとっての些細な注意点も、私からしたら絶対的服従ルールに変わるほどパワーがある事を忘れないでほしい」と言う事を伝えました。

 

 

号泣第2回目のバトル「スペイン人の彼女問題」

コロナショックの真っ只中、タイはレストランが営業停止になったので職を失い、彼は小学校の先生なので学校が一時閉鎖になり、お互いが自宅待機になりました。

 

実は彼、タイが遠距離だった元彼と別れたくらいの時にドイツ人の新しい彼女が出来たんですね。その子もいい子で、タイも仲良くやっていたのですが、このコロナショックで彼女も自宅待機になり、在宅勤務に。

 

なので彼女がコロナの自宅隔離真っ最中に、タイたちのWGに住み込みで仕事をし始めたんです・・・!

 

そして最悪なことに、共有スペースであるリビングを仕事場として使い始めたじゃありませんか!!!

 

タイの部屋は1番狭く、机もないのでリビングでブログを書いたり、コロナで自宅に隔離されている状態なので部屋にこもっているだけではストレスが溜まるので、リビングで猫と遊んだりしていたのに、そのリビングを彼女が占領。

 

机の上にあったタイの物は隅に寄せられ、彼女はスカイプ会議などもしなくてはならないのでリビングに鍵をかける始末。

 

外出禁止状態では家だけが癒しの状態になるのに、ルームメイトでもないルームメイトの彼女からこの仕打ち!もう地獄でした。

 

Thai
Thai

これが辛くて辛くて。でも追い出されたくないから意見も言えない。この悪循環で、コロナのストレスと被って部屋1人泣く日々。

 

愛は盲目?まさに恐れていた出来事で大号泣!

彼からのクレイジーな要求に耐え、何とか仲良くしつつ、共同生活も約8ヶ月が過ぎた頃。まさにタイが恐れていた出来事が起こりました。

なんと、コロナの隔離生活でうちに住み込んでいた彼女と遂に同居することを決めたそうで、タイが出て行かなきゃいけない事に!!

 

当時彼らはまだ半年しか交際をしていなくて、普通カップルだったら1年くらい付き合ってから同棲って感じじゃないですか。しかし彼はTHE恋愛至上主義男。

彼女にゾッコンで、周りが見えなくなってしまったんです。

 

2ヶ月後くらいから一緒に住みたいと思っている、という事を告げられ、「Take your time! 焦らなくていいし、家が見つかるまでここに住んでていいからね。ベルリンの家探しの難しさは知っているし」と、タイを急に追い出すことはしませんでしたが、プレッシャー。

 

しかも、ただでさえ出て行かなきゃいけないプレッシャーを感じていたのに、コロナでする事がないのを理由に、2人が引越しの準備を始めたんです。

 

コロナの状況で家に隔離されている状態なのにも関わらず、毎日毎日彼女の荷物を運び込む2人。毎週のようにダンボールが増え、家の中も日に日に場所が狭くなっていき、タイの物が隅っこに寄せられていくようになりました。

 

それと同時にタイのメンタルもやられていき、終いには「タイを一刻も早く追い出そうとしているのか?」と思うようになっていきました。

 

コロナの状態で仕事がなくなり、その時は政府からの補助が一切なく、収入が0。経済的にも精神的にも不安定な中で「追い出される恐怖」も追加され、とうとう爆発。

2人で話し合い時間を設けてもらい、タイの思いを号泣しつつぶつけました。

 

すると彼は少しタイの様子がおかしい事に気がついていたようで、「申し訳ない気持ちはあった。でも彼女が引っ越してくる事はもう決まっていたし、どうすることも出来なかった」「コロナのこの時期を利用して、仕事がない間に少しでも引っ越しを進めておきたかった」と追い出そうとしているわけではないと必死に弁論。

 

Thai
Thai

彼の言い分も分かるけど、少しはこっちの身にもなってほしかった。

 

小さいバトルは日常茶飯事!

上記の号泣ものの大バトル以外の小さいバトルは日常茶飯事。彼はドイツで教師をしているせいか、ものすごく細かい性格の持ち主。タイの日常の些細な音にもすごく敏感で、しょっちゅう注意を受けていました。

 

どれだけ頻繁に注意を受けていたかというと、引っ越して1週間で注意された回数は11回。内容はもう何ヶ月も前の事になるので全部は覚えてませんが、流石に小言がうるさ過ぎて、数えるようになりました。

 

Thai
Thai

何度も言いますが、タイがうるさいわけではありません。

この5年間、シェアハウスに住み続けてきましたが、注意された事がないですからね。むしろスペイン人はいつもみんなから注意をされる立場だったし。

 

 

スペイン人からの要求! 「料理をする時は〇〇して」

ある日タイが料理をしていた時の事。仕事から帰ってきたスペイン人がキッチンにやってきて言いました。「臭いが部屋に入るの嫌だから、料理する時は俺の部屋のドアを閉めてほしい」

 

Thai
Thai

何で料理するときにあんたの部屋の事気にかけなあかんねん!!!!

 

お願いだったらまだしも、「閉めてね。」みたいな感じで言ってきたのでどつきまわしたろかと思いました。だったら普段からドア閉めて出かけろよ。

 

 

自分の事を棚に上げての注意!「シャワーの後は〇〇」

シャワーの後、バスタブの排水溝に髪の毛が溜まるじゃないですか。たまに忘れることってあるんですよね、掃除するのを。

髪の毛を掃除し忘れたタイも悪いんですけど、スペイン人はとにかくこれにうるさかったんです。

 

でもそれだけならただタイが悪い。しかしこいつの場合、自分の髪の毛は掃除しないんですね。人には何度も注意してきておいて、自分の髪の毛は放置。

 

そして彼女が泊まりに来るようになってからというもの、彼女の髪の毛がそこら中に!もちろん排水口にもたっぷりあったんですが、一切注意しないんです。

 

Thai
Thai

自分と彼女は良くて、タイだけ言われるなんて理不尽にも程が有る!!!

 

ドアの開け閉めにまでこだわる?!彼流の閉め方とは

Thai
Thai

これを聞いた時は本当にこいつやばいと思いました。

彼はついにドアの開け閉めの仕方まで注意をし始めました。

 

Thai
Thai

もちろん、タイがドアをバン!ってスラップしてるわけじゃありませんよ!普通に閉めてます。

 

今まで人生で一度も注意された事もなければ、シェアハウスで言われた事もない。むしろタイよりうるさくドアを閉める人をたくさん見てきたくらい。

 

なのにこいつはタイに、閉める時にドアノブを先にひねって、パタンってなる寸前(表現方法が分からない。笑)で一度止めて、ドアを閉めてからドアノブを戻す閉め方を要求!!!!

 

Thai
Thai

しかも言い訳が「近所の人にも迷惑になるし」ですよ・・・ドアを普通に閉めてるだけなのに近所にその音が聞こえるわけがない。

 

 

自分には甘い?タイが受けた仕打ちとは・・・?

そんな細か〜い性格の持ち主な彼ですが、自分の事となれば話は別!自分に超がつくほど甘いんです!!

 

酔っ払ったら手がつけられない!玄関で発狂

自分が休みの日や早く寝なくていい日は夜遅くまで音楽ガンガン状態で、こっちのことはお構いなし。公務員なので金曜の夜から週末なので、金曜の夜とかは毎週飲みに行き、帰ってきたら騒ぐ、の繰り返し。

 

コロナが流行りだした頃、夜中に飲みから帰ってきて、「Thai〜! We will get Corona〜!」と玄関のドアを開けて発狂。

 

Thai
Thai

・・・今、3 a.m. な。

 

人のドアの開け閉めうるさく言っておいて、夜中3時に玄関で発狂の方がうるさくない?そして部屋に戻って、ギターを弾きだした彼

 

 

ホームパーティーの残骸!掃除は誰が?

彼の誕生日の週に、彼が誕生日パーティーを開きたいと提案。嫌な予感はしていましたが、NOとは言えず決行することに。

 

彼は友だちが多く、ホームパーティーなのに50人も招待して、結局30人くらいは来たんですね。

しかしその後のパーティーの残骸。キッチンのシンクにウクレレは突っ込んであるし、そこら中に空きビンやカップが散らばっている。

 

お風呂場に至っては、鏡に歯磨き粉でスペイン語&ペ〇スのイラスト。

 

Thai
Thai

・・・小学生かよ!

 

もちろんスペイン人は酷い二日酔いで、掃除もままならない。次の日も、その次の日も掃除する様子がないので、結局、タイがほとんど掃除しました。

 

 

クリーナーを雇う?料金は折半!?

共同生活では掃除分担も大事な役割ですよね。タイとスペイン人もあらかじめ金曜日を掃除の日と決めておいたんですが、第一回目からスペイン人がすっぽかし!

しかも決めたのは彼自身。

 

住み始めてから初めての金曜日、彼は超がつくほどの二日酔い。「掃除何時からする?」とメッセージを送ると、「今日二日酔いがヤバすぎて出来ない。自分の分は明日やるから、タイは今日やってくれていいよ」との事。

 

まぁ明日やるなら・・・とタイは決めた範囲を掃除したのですが、翌日、スペイン人からの呼び出し。「昨日ちゃんと掃除した?」

 

Thai
Thai

・・・Are you kidding me?

 

原因は、ドイツの水はカルキがすごいので、専用の洗剤?出ないとカルキの汚れが取れない。タイはドイツ語が読めないのでどの洗剤を使っていいか分からず、普通のやつを使って磨いたので、綺麗にはしましたがまだカルキの跡が残っていたんです。

 

しかし自分は昨日すっぽかしておいて、人のダメ出し。それから2度目も3度目も、彼は予定があったりですっぽかしを繰り返しました。

 

そのうちタイもバカバカしくなって、掃除をやめたんですよ。するとある日、話があると言われ、掃除を毎週出来ていないのでプロのクリーナーを雇うのはどうかと提案してきたんです!しかもその費用は折半。

 

流石にブチキレて、お金は出さない、自分がやりたくないなら自分で雇えばいい、私は自分の担当の所はやるからと言いました。

 

Thai
Thai

ここまできたら自己中具合、脱帽。

 

そこまで我慢して何故彼と暮らし続けたのか?

 

ぐぴ氏
ぐぴ氏

でもなんでそこまでして彼との暮らしを続けたの?引っ越せば良かったのに。

Thai
Thai

普通はそう思うよね。でも理由はいくつかあったのよ・・・

 

  • 友だちとしてはいい奴なので、基本的に彼とは仲良し
  • 英語環境で暮らせて、ドイツ語も教えてもらえる(彼はドイツ語ネイティブ)
  •  猫がいるので癒し
  • 駅近でかなり便利な立地
  • 家は広い
  • 職場から近い

 

散々書いておいてなんですが、彼とは基本的には仲良し。

生活リズムが違うため、毎日顔を合わせる事はないので、 楽っちゃ楽でしたし、何より友だちとして性格は合っていると思います。お互い色んな話をしたりはしていましたからね。

 

それに1番のポイントは駅近!Sバーン、Uバーン共に駅から3分くらいの距離で、バス停もありました。仕事場に行くものチャリで15分かからない距離。バスでもすぐ行ける、それで€450は安いと思いました。

 

たまにあるイザコザがウザいだけで、もう彼とは住めない!と言うほどではありませんでした。(シャワーの大号泣事件以外は)

Thai
Thai

まぁ結局は彼から同棲したいし出て行ってと言い出されたけどね・・・。

 

シェアハウスって楽しい事ばかりじゃない!

他人(しかも文化が違う外国人)と1つ屋根の下で住むのは楽しい事ばかりじゃありません。日本のドラマやTV番組などでは良い部分しか描かれませんが、本当に文化の違いって大変です。

 

文化が同じでも、一緒に暮らした友だち同士が結局同居した事がキッカケで友情にヒビが入ってしまう事もありますからね。 同じ文化でも大変なのに、日本人の繊細で空気を読む事が自然に出来る特性を持ち合わせていない人と住むのは難しいと思います。

 

お互いがちゃんと尊重しあい、共同生活だという事を忘れないで生活すればきっとうまくいくでしょうけど、一方が細かい性格・もう一方は大雑把だと掃除の時にも揉める事になりますからね・・・性格の一致も多少は重要になってきます。

 

生活を共有するって本当に努力が必要で、1人で住んだ方がいくらか楽だな〜と思いますが、金銭面・そして外国人なのでマンションを個人で借りるのは簡単じゃないのでWG暮らしはしばらく続くでしょう・・・でもそれをストレスととらず、楽しんでもいるのでタイはやっぱりシェアハウス暮らしは向いていると思います。

 

彼に追い出された後の話はこちら↓

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