この記事は2019月の3月にはてなブログで書いたものだよ。
アイルランドにワーキングホリデーに来てから、もう10ヶ月が経ちました。早かったような、遅かったような…
人生初のヨーロッパ進出ということもありドキドキでしたが、オセアニアでのワーホリとは一味違う毎日を過ごしています。
そして何より「想像と違った!」や「日本のが優れている部分」にたくさん気付くことが出来ました。
日本人が抱いているヨーロッパのイメージはかなり違うと思ったので、いつものタイ目線で紹介していきたいと思います。
あなたのアイルランドに対するイメージが変わるかも?
まずアイルランドって何処にあるの?
日本人からすると「アイルランドってどこ?」っていうのが1番の印象だと思います。実際タイがアイルランドに行く!と友人に言った時もほとんどの人がアイルランドの事を知らず、アイスランドと間違えて「寒そうやね〜」と言う人が続出。
あ、こんな所にあるのね
そう、あの留学先でも大人気イギリスのお隣でした〜!日本と同じ島国なんですよ。
アイルランドは寒いの?気候は?
さすがにアイスランドともうごっちゃになっている人はいないと思いますが、ヒントはイギリスのお隣って事・・・そうイギリスといえば「一年中天気が悪い」で有名ですよね?
アイルランドも似たような感じで、天気が悪く雨が多い国なんです。
グリーンのイメージがついてるだけに、自然が多くて美しい国!とイメージしている人は多いと思いますが、実際は夏が短く、年中曇りの国です。
アイルランドの治安は?安全と言われているけれど・・・?
アイルランドはヨーロッパの中では比較的安全で住みやすいと言われていますが、あくまでも海外。日本では考えられないことが起こったりします。
タイは今の所、怖い経験は何もないですが、それはタイがめちゃめちゃ気をつけているからだと思います。海外にいる以上、日本より安全な国はないので、どの国にいても油断はしません。
アイリッシュってどんな性格?アイルランド人について!
アイルランドの位置と天気でなんとな〜くアイルランドの事が分かってきた頃?かと思います。のでアイルランドに住んでいる人たち、アイルランド人についてはどうなのか?
アイルランド人のイメージは?酒飲みって本当?
アイリッシュパブは日本でもちょこちょこ見かけますよね?そう、アイリッシュパブとはアイリッシュ(アイルランド人)スタイルのパブ(Bar)ということです。
そのアイリッシュパブのイメージがついているので、アイリッシュは陽気で酒飲みなイメージがありますが実際は・・・?
正解!!!
陽気で酒飲みが多いです!街にもパブがたくさんあるんですけど、とにかくみんな呑んだくれてます。
でもアイリッシュは陽気で良い人が多いかな。タイは個人的にアイリッシュ好きです!
アイリッシュはベジタリアンが多い!?のに意外な事実・・・!
オセアニアに比べてアイルランドはベジタリアンが多いな〜と感じています。世界でも流行ってきてはいるものの、そこまで露骨に多いな〜と感じたことはありませんでしたが、アイルランドで飲食店で働いているからか、ベジタリアンが多い!と感じるように。
現にアイリッシュの友だちはベジタリアンで、アイリッシュはベジタリアンが多いと言っています。
街中でもベジタリアンの運動が行われていて、ベジタリアンやビーガンのチーズなどの試食品を街中で配っていたり・・・
でもタイ的に意外だった事がもう一つ・・・それはタバコを吸う人が多いという事。海外では日本みたいにタバコは体に良くないよ!と思っている人は少ないのが現状。
でもベジタリアンが多いこの国なのに、タバコを吸う人の率が高い・・・なんか矛盾してない?( ᐛ )といつも感じています。友だちに「ベジタリアンで健康的だけど、タバコ吸ってるから50:50よね」ってウインクされましたが、いやいやいや・・・むしろマイナスでは・・・
日本には「タバコは百害あって一利なし」という言葉があるくらいですからね〜文化の違いだわ。
タイの中のアイルランドのイメージと違った事とは?
さて本題に入っていきたいと思います・・・そうここからが本題。タイのブログでしか知ることの出来ない!?アイルランドを目で見て体感中のタイが日々感じている事とは・・・?
ホームレスが街中に?カツアゲまがいの事をしてくる人も!?
これは1番タイが予想外でショックだった事。ダブリンの街は、ホームレスで溢れています。地べたに座り込んで、コーヒーのテイクアウトのカップを置いて、みんながお金を恵んでくれるのを待っている人です。
今から考えたら、ベルリンなんてもっと多かった。
オセアニアでも居るには居ましたが、ダブリンでの数の多さにビックリ。ダブリン市内を歩けば、10分に1人は必ず出会います。多い時には2、3人。
そしてオセアニアでは一度も経験しなかった事、それは「小銭ちょうだい」とお金をせびってくる人がいる事!!!しかもホームレスの人だけじゃなく、一般の人が普通に話しかけてきてお金を求めてくるんです。
街を歩いていたり、バスを待っていると「財布なくしちゃって・・・」とか「お金盗られちゃって困ってるの」って若い女の子や男の子、時にはおじさん・おばさんが話しかけてきます。
中には「€2持ってる?くれない?」と潔いほど堂々と話しかけてくる奴も。もうこれは今でも大嫌いで、本当にやめてほしいんですよね。( ᐛ )💢
でも友だちは結構「はい、どうぞ」ってお金渡したりするから本当に理解できない。渡す人がいるから、こういうのが一向に無くならないんだと思います。
アイルランドの子どもに要注意!?
アイルランドでは治安の悪いエリアによって、子どものレベルがすごく悪くなります。日本でいう悪ガキ!とか言うレベルではなく、「親の教育どうなってんの・・・?」と疑いたくなる事もしばしば。
タイの働いているレストランはダブリン2にあり、そこは治安が良くないエリアで有名なんですが、すごくショッキングな事を経験をしました。
アイルランドでは子どもはやりたい放題?
日本人の悪ガキって言えば、まぁスカートめくりだったり、女の子をからかったりじゃないですか?
今、例えが古いって心の中で笑った奴は地獄に落ちるから気をつけて。
まぁ日本人ももっと酷い悪ガキはたくさんいますけど、それとは比べられないレベル。タイのレストランは、花火打ち込まれてますからね。向かいの団地に悪ガキがたくさん住んでいる事は知っていましたが、まさかそこから店の中に花火が飛んでくるとは・・・
最初は店の外壁に花火が打ち込まれて音にお客さんがびっくりしていて、タイたちもあり得ないねって話していたんですが、暑いから店のドアが開いた状態になっている所を狙われました。
そのあと慌ててドアを閉めましたが、子どもたちはそれに飽き足らず、通行人やデリバリーの配達員を狙い始めて、さすがに大人たちもびっくり。でも警察に連絡したところで何の解決にもならないので泣き寝入り状態に。
逆に恥ずかしくない?女子中学生なのにそのレベル。
アイルランドの街を歩いていると、レストランやカフェに「トイレはお客さんにしか貸しません」みたいな紙が貼られている事が多々あります。最初は何でだろうって思っていましたが、今じゃその理由が明らかに。
ある日、タイが働いている日に中学生くらいの女の子2人がトイレを借りにやってきました。マネージャーがOKをしたので許可し、2人が帰った後にトイレをチェックしに行くと、トイレットペーパーは床に散乱し、便座は汚れ、手洗い場は水浸し。おまけに便器の中からブツがコンニチハ。
その年齢で、これして楽しい?って思いません?しかも自分のウ●コを流さずに放置して、恥ずかしくないんかって考えたら、アイルランド人って本当に楽しい事知らないんだなって思ってしまいましたね。
親ぐるみ!?子どもは金儲けの道具?
クリスマスが近い時期だからこその事件がありました。子ども3人組と母親がオモチャのギターやスズを持って入ってきたので、お客さんだと思い話しかけると、「この子たちね、クリスマスソングを歌いたいだけなの。一曲だけ歌わせてあげて」とのこと。
いやいや・・・
と内心思いながら「お客さんに迷惑だから無理です」と伝えると母親の顔は一変。「隣のパブでは歌わせてくれたのに!」と怒りをあらわにしながら去りました。
私たちはみ〜んな分かっていましたよ、この親が子どもにクリスマスソングを歌わせて、優しい大人たちがチップをくれるのを目的としている事くらい。
そして子どもたちはそれを分かっていて、やっています。きっと親に「お金がもらえたら好きなお菓子でも買ってあげる」と言われたんでしょうね。
いい歳して恥ずかしくないのか?と疑問になりましたが、本当にそういうレベルの人がいるのも現状です。
アイルランドに一生住むのはかなり大変?
外国に移住する事を夢見る人は多いですが、タイは4年間色々な国を見てきて日本がいかに恵まれた国であるかを痛感しています。
もちろん外国の良さ・日本の良さはまた違いますが、旅行や短期留学では見えない部分も一生を過ごすというならば考えなくてはならないポイント。
例えば、1〜2年の留学やワーホリならあまり考えないかもしれませんが、医療面ではどうでしょうか?
この記事でも書いていますが、年を重ねていったときに病気をしたり怪我をする機会が増えた時の事を考えると不安でしかありません。
実際にアイルランドに住んでいる移民たちも、定年退職した後に自分の国に帰る理由として「医学レベルが最悪」というのも挙げられているようです。
その他にも、将来子どもが欲しい人たちなら、アイルランドの教育制度に目を向ける必要があります。日本の教育制度にはかなわない・やっぱり日本でキチンと教育を受けて欲しいと思って、子どもが小学生になる前に日本に帰国をした友だちもいます。
1番大変なのは住居!ダブリンの家事情は最悪!
現在ダブリンでは家賃高騰によりホームレスが街中に溢れています。ワーホリの立場のタイでも家賃が高すぎて頭を抱えているのに、一生住むのであれば、家を買う・マンションを借りるとなるともっと大変。
そしてタイの住んでいるシェアハウスでも新たな問題が発生。壁一面にカビ問題という健康被害にもなりうる事実が・・・。
幸いラッキーなことにタイの部屋は全くカビが発生していないんですが、何室かは壁一面にカビが生え、オーナーがキチンとした対処をせずにそのカビの上に白いペンキを塗ってごまかしていた事が発覚!
実際、カビ問題を抱えている家がたくさんある事に対して、アイルランドの政府が出した答えは「窓を開けて換気をして」だとか。
どうやらアイルランド政府が見て見ぬふりをしている問題の一つなようで、政府がそういっている以上、訴えたところで勝ち目はないらしいです。
アイルランドでは古い建物が多いので、仕方がないかもしれませんが、住んでる側としてはちゃんとした対処もせずに誤魔化されている気がしてたまったもんじゃないないですよね!家賃は日本の倍ぐらいするのに部屋がカビだらけとか・・・
自然にはかなわない。天候事情
上記でも言っていますが、曇り・雨が多い国のアイルランド。タイは個人的に晴れた日が大好きなので、やっぱり曇りや雨が多いと気分的に落ち込みます。
ここで生まれ育ったアイリッシュなら慣れているのでそこまで影響はないかもしれませんが、途中で移住をした人たちは鬱になったりするらしいです。
それは太陽から得られるビタミンDが影響しているらしく、太陽を浴びないとビタミンDが不足して落ち込みやすくなるらしいです。
タイも実際、冬の時期はビタミン剤飲んでました。
まとめ
- アイルランドはイギリスのお隣
- アイリッシュは陽気で良い人が多いが子どものレベルが低いので要注意
- 治安はそこまで悪くはない
- ダブリンの家事情は最悪
アイルランドの短所を色々書きましたが、タイが決してアイルランドが嫌いとかそういう意味ではありません。実際ドイツに今住んでいますが、やっぱりアイリッシュは良い人が多いし、英語圏なので住みやすい!
でも生活していく上でアイルランドは難しいんです。
短期ならば良い面しか見えてきませんが、やっぱり骨を埋める覚悟で外国に住む事を考えると、もっと掘り下げて考える必要がありますよね。タイはオーストラリア・ニュージーランド・アイルランドの中でもダントツ、永住の国にアイルランドを推薦しません。
衣食住はやっぱり生活する上で重要なので、それが保証されない国はちょっと怖いです。
そういう視点で考えたら、ドイツって本当にいい国だなと思いますね。
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