ワーホリでの滞在先は家賃が安くすみ、いろんな国籍の人たちとの生活を経験できるシェアハウスが一般的。街によって家賃はバラバラですが、マンションに住むより家賃を確実に抑えることが出来ます。
しかもマンションだと家具を用意しなくてはいけなかったりで大変。シェアハウスは全部揃っているところが多いので、やっぱりシェアハウスが現実的になってきます。
ワーホリでのシェアハウスの見つけ方はどんなものなのかを紹介します!
いざ物件探し!日本との違いは?
日本では不動産屋を通して家を見つけるのが一般的。色んな会社のブランドがあって、会社によって持っている物件も違ったり、値段が違ったりします。
でもオーストラリアやニュージーランド・アイルランド・ドイツのシェアハウス探しは会社を通さず個人で取り引きするのが一般的で、オーナーが自分でインターネットで応募して、一軒家や部屋の1室を貸し出したりしています。
ホストファミリーのように、自分たちもそこで生活していて、空いてる部屋を貸し出している場合もあります。
気に入った物件が見つかったら個人でメッセージを送り、下見も自分で行う!
自分の条件に合った物件が見つかったら、直接orサイトを通してオーナーとやりとりします。中にはそれをビジネスにしている人もいるので、仲介の人を雇っている場合があり、その仲介の人とやり取りするときも。
日本ではまず個人でやり取りするということ自体が珍しいですよね。
中にはもうすでに決まっていたり、たくさんの人からメッセージがきているために目を通してもらえない場合も。返事がないことは日常茶飯事なので、返事がきたらラッキーと言えるでしょう。
返ってきたら、すぐに下見に行かせてほしいと言いましょう!下見も自分自身で出向いて、オーナーや仲介人が物件を見せてくれます。
いざHouse Viewing! 下見の時に聞くことと注意点は?
もちろん日本とは違って仲介会社が全部やってくれるわけじゃないので、物件を見に行った際には自分で色々チェックしたり聞いたりしなくてはなりません。
慣れないうちは、事前に聞きたいことや気になることはメモして行くのがいいと思います。
ちなみにオーストラリアとニュージーランドでは下見のことをhouse inspection、アイルランドではviewingと言います。
レントの他にかかるBillはないか?
レント(家賃)の他に水道代や電気代などのBillが含まれていない場合があるので要注意。Wi-Fiも気をつけるべきポイントです。 家賃が安いと思っていたら、Wi-Fi代が別途でかかった!などあるあるです。
あとは意外に見落としがちなのは洗濯代。コインを入れないと洗濯機が回らないコイン式の洗濯機のところもあるので要チェック!家賃の中に全て含まれているのか聞きましょう。
毎回洗濯のたびに$2ドルかかるのは地味に痛い出費です。そういう家は、さらに乾燥機もコイン式な場合が多いです。
滞在期間、Minimum stayに要注意!
Minimum Stayと言って、最低〇ヶ月は住んでくださいねという滞在期間を決めている場合があります。
家がやっぱり気に入らなかった!やトラブルがあったから変えたいと思っても、この期間は住まないといけません。じゃないと住んでいなかったとしても契約期間中の家賃を払わなければならない上に、下手したら退去の際にdepositが返って来なくなる場合も。(下記に詳しくは書いています)
然り、Maximum Stayもあり、このMaximum Stayは最長滞在期間の事。なのでせっかく家が見つかったと思って暮らしていたのに、数ヶ月したら出て行かなければならない事になって焦った!などの事になりかねないので、滞在期間は必ず確認しましょう。
ベルリンあるあるで、せっかくいいシェアハウスが見つかったのに、実は部屋の主が旅行に行っている間だけの代わりの住人を探しているだけだったパターン。主が帰ってきた途端、追い出されるので要注意!
立地条件も重要!近くのTransportも要チェック。
Transport(電車やバスなどの交通手段)も結構重要。自転車や車を持っている・買うつもりならいいですが、オーストラリアやニュージーランドは基本田舎なので、シティーから外れると途端に不便に。
そしてバスがものすごく便が悪い・・・運転は荒いし、安くないしで、正直バス移動は大嫌いです。
バスに乗ってる際に急ブレーキで友だちが吹っ飛んだことがあったよ・・・!
そしてスーパーが近いかどうかも要チェックポイントです。20分以内の徒歩圏にスーパーもしくは買い物が出来るところがないとキツい。なぜかというと、商品全てがでっかいので、少し買い物するだけで荷物になるんです!
そんな荷物を抱えながら特に真夏は20分以上はしんどいです。自転車や車がある人は少々遠くても大丈夫ですけどね。
地味に重要!他の住人やルールは?
シェアハウスとなれば当然シェアする相手がいるということ。多国籍なシェアハウスがほとんどだと思うので、どんな人が住んでるか・何人で家をシェアするのか聞きましょう。
それを聞いておかないと、10人で1つのバスルームを共有しなくちゃならない!なんてことが起こりうります。
タイ的には南米系と住むのはあんまり気が進みません・・・以前にブラジル人たちと住んだ経験があり、もうこりごりなんです。簡単に言うと、騒音問題ね。
騒音はすごく重要なので、それに加え、ある程度ルールを聞いておきましょう。「ルールがある家なんて嫌だ!」と思っていたら痛い目にあいますよ。文化が違うから、ある程度ルールは必要なんだと思い知りました。
私たち日本人の常識をはるかに超えたことをしてきますから。夜中に大音量の音楽とかね。
日本と同じ敷金礼金のような初期費用がある
日本でも敷金礼金の制度があるみたいに海外でも同じようなものがあります。この初期費用はSecurity deposit(もしくはBond)と言い、退去の際に何もなかったら返ってきます!
部屋を汚したり、何かを壊した時にここから引かれたり、急にいなくなって食い逃げならぬ住み逃げを防ぐためのものです。
基本的に家賃の1ヶ月分を払うのが一般的ですが家によって違うので聞くのが1番。住むと決まったら、家賃1ヶ月分(deposit)+その週の家賃(Aus &Nzは週払いが多い)を最初に払う所が多いです。
パスポートのコピーも渡さなきゃいけない所も多いのでパスポートは必要。
その他の注意点!詐欺に注意!
世の中には悪いことを考える人がいるもので、物件詐欺も実際あります。ニュージーランドのオークランドでは日本人のある女の子が詐欺をやっていて有名人って話を聞きました。
同じ日本人をターゲットにしているとかで許せない!
アイルランドでも実際に2人ほど詐欺らしき人とメッセージをやり取りしました。facebookのコミュニティに参加していたんですが、インスペクションに行きたいという話になると必ず「私は今現地にいない。だから後で鍵を渡すから、先にお金を振り込んで」って言う手口です。
その瞬間、無視しましたけどね。
そんな手に引っかかるわけないと思いますが、引っかかっている人がいるから何度もやるんでしょうね。
必死になって家探ししているので足元を見てくるんです。なので絶対に先にお金を振り込んでと言うパターンは無視しましょう!
まとめ
- 日本との違いは間に業者が入らないこと
- 下見の約束をして、下見に行ってからもたくさんチェックポイントあり!
- 日本と同じで初期費用がかかる
- 詐欺に注意!
人気の物件となると、下見が自分たちだけではなく何組もと一緒に行うことも。何人もいたら他の人に取られてしまうんじゃないかと思って焦りますが、そこは焦らず!住むところは重要なので、納得が行くまで考えましょう!
タイはオーストラリア時代、友だちの紹介で住んだシェアハウスに10ヶ月も住んでいたことがあります。仕事もそうですが、家探しはそれが進まないと安定しないのでコネがあるのはやっぱりありがたいです。日本人向けのサイトもたくさんあるので使って見るのも手ですよ〜。
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